Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「歩いても歩いても」

今夜は夫が夜勤で留守なので、邪魔されることも無く、スカパー!で放送していた「歩いても歩い
ても」(邦画)を観ました。
 
ポスター画像
「誰も知らない」幻の光」の是枝裕和監督が、年老いた両親の元に久々に集った家族の情景を
静かなタッチで切り取り、人生の喜びと悲しみを浮かび上がらせたホームドラマ
ある夏の日、元開業医の横山恭平とその妻とし子が2人きりで暮らす家に、次男の良多と長女の
ちなみがそれぞれの家族を連れてやって来る。
何気ない団欒のときを過ごす横山一家だったが、この日は15年前に亡くなった長男・順平の命日
だった。(映画.comHPより抜粋)
 
もう7年前の映画なのですが、なかなか観る機会がなく、やっと今夜観ることが出来ました。
この映画、キャストが良いですね。
是枝監督は、市井の人々の生活を描くと、ピカイチですわ^^
映画の冒頭シーンで、枝豆を湯がくシーンやミョウガを刻んだり、ご飯を混ぜるシーンなど、
ありふれた料理シーンですが、とても美味しそうな映像が流れます。
何気ない日常を美しく、映像に写しだします。
 
映画の中盤では、長男が溺れた子供を助けて、命を落としたことが分かります。
長女(YOU)は結婚して近くに住んでるようで、次男の良多(阿部寛)は夫と死別したゆかり
夏川結衣)と3年前に結婚して、ゆかりと先夫との間に産まれた、あつしと暮らしている。
良多は父親と相性が悪いようで、結婚してからは帰省していなかったようだ。
 
姑(樹木希林)と嫁(夏川結衣)の会話や、父親(原田芳雄)と息子(良太)や血縁関係のない
孫(あつし)との会話など、キレイごとではない会話が繰り広げられてました。
実際にこういうことは有るわね…と思ったり、我が身の事と置き換えて映画を観ました。
 
樹木希林原田芳雄の夫婦役の演技が上手かった(^◇^)
名演技でしたよ。
是枝監督の最新作、「海街diary」も是非観てみたいですわ。