進学したくても、家庭環境や所得で無理な場合、「奨学金制度」を利用して、進学できます。
奨学金制度を利用したら、卒業後に返済しなくてはいけません。
収入が無い場合は、少しずつでも良いのです。
とにかく、何年かかっても返済することが大事なんです。
…が、先日電話で私の母と話してて驚愕しましたよ。
母の知人と親戚の話ですが、私が聞いたのは２軒です。
①息子の収入が少ないからと、アル中の夫は収入が無く、７０代に入った母親がアルバイトで
働いている収入から少しずつ返済している。
②中学校の教師の職に就いたが、結婚し子供が二人いてマイホームを購入。母親が働いて
その収入で返済している。
…という話を聞きました。
①の場合は、当時としては珍しい高年齢出産で、４０歳で出産した息子。
夫は飲んだくれのアル中で、妻はアルバイトをして生活費を捻出してました。
息子は就職したけど、すぐに結婚。
とても奨学金を返済できる状態ではありません。
その人の母親は「息子は収入が少ないし、とても返済できない。だから私が返済しているの」
…とのこと。
②の場合は、臨時採用で職に就いていた時に、「出来ちゃった婚」をし、今はマイホームを購入
して子供二人と奥さんと暮らしています。
今は本採用になりました。
つまりは地方公務員ですね。
その人の祖母が、私の父方の親戚にあたります。
②の祖母が言うのには、「マイホームを買う前に、奨学金を返済するべきじゃないのか？」との
こと。
私もそう思います。
家を買う前に奨学金を返済するべきでしょう？
…で、この２軒とも、夫が当てにはならず、妻は子供に期待していたようです。
ええ、息子は子供であり、夫の代わりであり、恋人なんです(-_-;)
しかしね、２軒とも結婚する前に「自分は奨学金を借りているから返済しないといけない」と、いう
ことを、なぜ妻に言わないのだろう？
「奨学金を借りているから、それを払わないといけない。」と、まず最初に話すべきでは？
この２軒とも、そういう話をせずに結婚している。
私には子供がいない。
だから、子供にしてやれなかったから…と言う気持ちが分からない。
しかし、進学したくて背負った借金ならば、自分で払うべきでは？
私は親に金を出してもらえなかったから、自分で働いて貯金し、その金で大学に進学した。
一銭も出してもらわなかった。
大学に入学してからも、朝から夕方まで働いて生活費を稼ぎ、夜は大学に通った。
留年せずに４年間で卒業したことが自慢だ。
昔はそれが当たり前だったのですよ。
それだけに、自分の奨学金をなぜ親に肩代わりしてもらうのか？が理解できない。
奨学金を借りてまで進学したのであれば、親に払ってもらうのはどうなのか？…と、理解でき
ない私なのだ(>_<)
