Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

慣れ親しんだ味

去年、この地から沖縄の離島に転勤になったFさん一家。
Fさん一家は、うちの社宅ではなく、近くの別の社宅に住まれてました。
向かいの棟の仲良しの奥様が、前の勤務地でFさんと同じ社宅に住んでいて顔見知りで、この
地に転勤されて来てご主人どおしが同じ部署になったこともあり、一家でよくこの社宅に遊びに
来られてました。
向かいの奥様主催の家飲みやBBQには、私も参加させてもらってました^^

…で、Fさん一家は去年の秋に転勤になり、身重で臨月が近かった奥様は実家に帰り、ご主人
は先に離島に赴任しました。
今年の2月に奥さんは上の子(幼児)を連れ、乳児と一緒にご主人の元に向かいました。
沖縄の離島は、食料品の物価も高く(輸送費が掛かるせいか?)、味も好みに合わなくて大変
な様子。
「出産祝いをしていないから、何か送ってあげたいの」と、向かいの奥様が相談に来られました。
あれこれ話していて、「味噌や醤油は地域で違うよね」…と話が盛り上がりました。

味噌や醤油は育った地域で、味が全然違います。
汁物も味が違いますね。
私は札幌に住んでいた時に、うどんの汁が黒くて驚きました。
関東と同じで黒いのです(@_@;)
広島育ちの私は、うどんは透き通った汁のイメージだったのでショックでした。
何年かして、スーパーで「ヒガシマルのうどんスープの素」を見つけた時は、即行で買いました。
それぐらい慣れ親しんだ味って大事なんですよ。

広島からこの地に転勤した我が家、広島からの使いかけの味噌が無くなり、この地の味噌で味
噌汁を作ったら、夫が一言「味噌変えて!」と言いました。
瀬戸内海を挟んで向かい合っているのに、この地の味噌は甘く、広島の味噌は塩辛いのでした。
近隣地域でも微妙に味が違うんですよね。

向かいの奥様とあれこれ話してて、Fさんの奥様の地元の味、「マルタイ」の棒ラーメンや、好き
だった鯖の缶詰などを、あれこれ詰めて送ってあげることになりました。
Fさん一家、喜んでくれるかな?

慣れ親しんだ味が恋しくなる転勤族なのである。