Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

映画「プレシャス」

昨日からの強風が引き続いてます。
もう枯葉が舞って舞ってスゴイ量になってます。
棟の入り口の郵便受けの下に吹き溜まってますよ^_^;
掃除しても、風が止まないとキリが無いので、気になりつつも放置しているのですが…
日差しは曇りどころか快晴になってます^^
雪も今のところは降ってません。
 
さて朝からムービープラスで放送してた「プレシャス」を観ました。
この映画は札幌で2週間ぐらいしか上映しなかったのかな?
見逃してた作品なので、放送してくれてラッキ~(^^♪
 ポスター画像
1987年のアメリカ、ニューヨークのハーレム。
アフリカ系アメリカ人の16歳の少女クレアリース・プレシャス・ジョーンズ(ガボレイ・シディベ)は、
“愛しい、貴い”という意味のミドルネームとは似ても似つかない、過酷な現実を生きていた。
彼女は今、妊娠している。彼女は12歳のときにも妊娠し、出産していた。
しかし子供を引き取ることはできなかった。
父親は行方をくらまし、母親メアリー(モニーク)はプレシャスを精神的にも肉体的にも虐待して
いる。
太っていて文字も読めないプレシャスは、きれいになってもてはやされる自分を夢想していた。
ある日、プレシャスの妊娠が学校に知られてしまい、彼女はフリースクールに送られる。
プレシャスは代替学校“イーチ・ワン・ティーチ・ワン”に通い始めるが、当初は反発する。
しかし、自分と同じように悲惨な境遇にある仲間たちや、女性教師レイン(ポーラ・パットン)と出会い、
人を愛するということを見出していく。
レイン先生は辛抱強くプレシャスを理解しようとし、彼女に作文を教える。
少しずつ読み書きができるようになったプレシャスは人生に生きる意味を見つけ、次第に強く、美しく
生まれ変わっていく。
しかし過酷な運命が、プレシャスを待ち構えていた(goo映画HPより抜粋)
 
この映画はアメリカの貧困層の生活を描いています。
福祉費や生活保護費を目的に、市職員が来るときだけ「良い母親」を演じるメアリーや、逃げる気力
も無く、無気力な日々を過ごす娘、プレシャス。
「母親は学校に行っても無駄」だと娘に言う。
「学力があっても生活は楽にならない」と言う。
 
似たようなことを私も母親に言われた。
進学したいと言ったら、「女はどうせ結婚するのだから、学校に行く必要は無い。大学に行って何に
なりたいのか?それよりもちゃんとした会社に就職しなさい。どこに就職するかで縁が出来る人が
変わって来るんだから」…と母に言われました。
うちは父が「宵越しの銭」を持たない男で、金遣いが荒かったので家に少しでもお金を入れないとい
けない状況だったから、専門学校や短大進学も諦めて就職した。
まあ高校まで行かせて貰えたのだから、この映画のプレシャスより、私は恵まれていたのだが…。
しかしね~、父親が実の娘に乱暴して妊娠させるのですよ。
プレシャスの産んだ2人の子供は実父との間の子供なんです。
母親は鬼畜な夫よりも娘を責めるのです。
「私の亭主を取った」と…。
公立の高校を退学となったプレシャスが、校長先生の勧めで代替学校(フリースクール)に通学し
て初めて、未来が開けてくるのだ。
ラストは、あまりにもムゴい現実を突きつけられるプレシャスだけど、それでも生きて行こうと思うの
だった。
 
学ぶことは大事ですよ。
婆さまは「金を取るだけのことはある」と学校のことを言ってたから、婆さまが生きてたら進学すると
きに味方してくれたかな?
残念ながら私が中3の時に逝去したからな(>_<)
一旦は就職した私だが、その後「合縁奇縁」で、ひょんなことから31歳で大学に入学でき、社会人
と学生の「二足の草鞋」を履くことになった。
勿論、入学金や学費は全額自分で支払いましたよ。
己の信じる所に道が出来るのじゃないかしら?
決して諦めずに「気合いと根性」よ(^o^)丿
親に学費を出して貰い、学校へ通わせてもらえるのがどれだけ幸せなことか、この映画を観て考え
た私でした。