今日で上映が終わるので洗濯を済ませると、急いで映画館に行って来ました。
1本目は「遺体 明日への十日間」
体 震災と津波の果てに」(新潮社刊)をもとに、震災直後の混乱のなか、次々と運ばれてくる多くの
遺体に戸惑いながらも、被災者である釜石市民の医師や歯科医たちが、犠牲者を一刻も早く家族
と再会させてあげたいという思いから、遺体の搬送や検視、DNA採取や身元確認などのつらい作業
にあたる姿が描かれる。
(映画.comHPより抜粋)
あまりにも悲しい出来事が有ると、人間は誰かに怒りをぶつけてしまうのだろうか?
中学生の娘を亡くした母親は、市役所の職員に「なぜもっと早く来てくれなかったのか!」と怒りを
ぶつける…。
次から次へと運ばれて来る遺体を目の当たりにして、「なぜ自分は生きているのだろうか?あんな
小さな子が死んでしまったのに…」と泣き崩れる職員(志田未来)。
大震災から2年が過ぎたが、当時の混乱ぶりはもっともっと酷いものだったろう。
当時私は広島に居て、引越し準備をしていた。
テレビに映し出された状況を見て、「どこの国で起きたのか?」と思った。
主人公の相葉(西田敏行)が、「遺体に話しかけることで、その人が人間としての尊厳が戻る」と
言うシーンと、「ここに有るのは死体じゃない、御遺体なんですよ!」…は、言葉が胸に染みまし
たよ。
そうなんですよ、突然断ちきれた日常なんです。
生きているハズの人達だったんです。
もうね、映画を観てて泣き過ぎて目が痛かったですよ。
思います。
機会が有れば是非、観て欲しい映画です。
2本目は「ムーンライダーズ・キングダム」を観ました。
夫がもうじき帰宅するので、この続きは明日書きますわ(^o^)丿