Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

マイウェイ12000キロの真実

今朝は霧雨が降っていたけど暖かな朝でした。
今日こそは行かねば、上映が終わってしまうぞ…と、前売り券を買ったまま観に行っていない
「マイウェイ12000キロの真実」を観て来ました。
今日は壮年の男の人と私の観客は2人でしたよ(-_-;)

1928年、日本占領時代の朝鮮。
全く境遇の異なる2人が、マラソンの良きライバルとして成長する。
憲兵隊司令官の祖父を持ち、常に一番を目指す日本人の長谷川辰雄(オダギリジョー)。
幼い頃から長谷川家の使用人として働きながら、マラソンにおいては辰雄のライバルとして
共に育った朝鮮人のキム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)。
オリンピックの金メダルを夢見る2人だったが、いつしかその関係は国同士の戦いとなり、憎
み合うようになる。
やがて開催されたオリンピック選考会で事件が発生。
ジュンシクは罰として日本軍に強制徴用されることになり、2人のオリンピックの夢は消えた。
1939年、ノモンハンで2人は運命の再会を果たす。
日本兵として戦うジュンシクのもとに現れた辰雄は、すっかり冷酷な軍人に変わっていた。
戦場でも夢を捨てずに走り続けるジュンシクに激しい嫌悪を抱く辰雄は、ソ連への特攻隊に
ジュンシクを任命。
辰雄は夢だけでなく、友情さえも捨て去ってしまう。
死闘の末、敗北した日本兵ソ連軍の捕虜となるが、対ドイツの戦局が悪化し、決断を迫られる。
ソ連軍として戦うか、それとも死ぬか?」日本に自分のすべてを捧げてきた辰雄だったが、誇り
を捨て、生きることを選ぶ。
捕虜として経験する初めての戦場。そこで目にしたのは、特攻を強いるソ連将校の姿。
その姿にかつての自分を重ね、生きる意味を考え始める…(goo映画HPより抜粋)

この映画、オダギリジョーがとても嫌なヤツを演じてます。
あと、山本太郎もすごく嫌な上官役を演じてます。
こういう憎まれ役を上手く演じれるようになると、一人前の役者だわね~^^
冷酷な軍人だった辰雄が、ソ連~ドイツへと移動するうちに、段々と人間らしくなっていくの
です。
戦争下で緊迫した状況なのですが、辰雄の顔が段々と穏やかになっていくのです。
憎しみ合う辰雄とジュンシクの間に友情が芽生え、お互いを助け合って逃げるのですよ。
ただね~この映画、上映時間が長いのもあるのですが、戦闘シーンや殴り合うシーンなど、
結構な暴力シーンが多い。
まあ実際の戦争では、こんなもんじゃ無くて、もっと凄惨だろうけど…。
戦争映画では、新兵イジメや下士官をイジメてるシーンがよく出て来ますよね。
自分のストレスを、自分よりも弱い立場の者にブツけて発散するのですよ(>_<)
下士官を殴っても、戦争が終わるわけじゃないし、殴ってケガさせたら戦力がダウンするん
じゃないかしらね?
映画のラストは…で、終わるのですが、カン・ジュウギュ監督、私何か消化不良なんです
けど^_^;
ちょっと考えていた内容と違う映画でした。