Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

プチ観光

今日は当直明けの夫、初めて朝9時半に帰宅した。
いつもは早くても、お昼2時~3時の帰宅なのだが…
私「お帰り。今日は早かったね」
夫「今から大三島へ行こう」
私「えっ!…(@_@;)」
どうやら夫、昨日職場で近場の観光スポットを聞いたらしく、今朝いき
なり行こうと思い立ったようだ。
前もって決めてれば準備しておいたものを…眠くないんか?と思いな
がら、夫に朝食を食べさせて準備して大三島へGo!
 
自宅近くから高速に乗り、30分も走れば島に到着。
本日の目当ては「大山祗神社」(おおやまづみじんじゃ)である。
この神社は、瀬戸内海の大三島愛媛県今治市)にある神社です。
山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた
神社だとか。
源氏、平家をはじめ多くの武将が武具を奉納し、武運長久を祈ったため、
国宝、重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集
まっています。
境内には樹齢2600年を超えるクスノキがあります。
国宝館と紫陽殿と海事博物館がセットになっている入園料(大人千円)を
払い、見学しました。
国宝館と紫陽殿は、鎧や兜に太刀がたくさん展示してありました。
室町時代の品が多かったかな?
700年近く前の品物が、残存してるのはスゴイよな~と思いました。
さすがに色あせたり、刃こぼれしてたり、錆びたりしてますが、歴史を感じ
ましたよ。
そして海事博物館には、海や船にまつわる物が展示されてるハズが…
なぜだか、イタチや狐、狸、鳶などの多数の「はく製」が展示されている。
夫は「海にイタチや狐がいるのかな~?」と笑っている。
確かにかもめや海亀、海鵜は分かるけど、なぜ狐や狸がいるのかな?
ちょっと不思議。
煙水晶や堆積岩も数多く展示されており、「黒いダイヤ」と言われていた石炭
に加工する前の塊、黒くてピカピカで全長1m近い無煙炭?が展示されてま
した。
 
その後近くの道に銅像を発見
 


   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは大山祗神社の大宮司、大祝安用(おおほうりやすもち)の娘、鶴姫さんです。
大祝氏は代々神職として戦場に立つことはなかったが、戦が起きた場合は一族の者
を陣代として派遣していたそうです。
1534年に大内氏が侵攻してきた際には、兄の安舎が陣代として出陣し1541年にも
大内氏配下の水軍の将・白井房胤らが侵攻すると、神職となった兄・安舎に代わって
安房が陣代となったが、安房は討死。
安房に代わって16歳の鶴姫が陣代として出陣し、大内氏の武将・小原隆言を討ち取
ったそうです。
しかし1543年の戦で鶴姫の右腕で恋人とも言われる越智安成が討死。
鶴姫は残存の兵力を集結させて勝利を収めたが、この戦の後に兄や恋人を想い、18歳
で自殺したと伝えられている。
「わが心は三島の浦のうつせ貝 むなしくなりて名をぞわづらふ」と辞世の句を詠んだ。
 
…と、まあ観光したのはこの辺りだけでした。
帰りに土産物屋で伯方の塩を使った「塩ソフトクリーム」(¥250)を食して帰宅した。
ソフトクリームは、すっきりした甘さで後口に少し塩味が味わえる代物。
大人も美味しく頂ける味でしたよ。
一口サイズの「塩まんじゅう」は気になったけど、今回は食べませんでした。
~以上、見学時間を含めても3時間余りの観光報告、終わります。