毎週金曜日の夜に、フォークグループのアリスの３人がパーソナリティーを務めて
私はラジコのエリアフリーとタイムフリー機能を使い、土日に聴くことが多いです。
…で、２月１日の放送を昨日聴きました。
番組の中に「チンペイのちょっと良い話」と言うコーナーが有ります。
その中で紹介された、リスナーさんからの投書を紹介します。
埼玉県川越市に住むＫさん１５歳から、番組のＨＰにメールで投稿されました。
「学費の高い私立高校には進学させられない」と親に言われていたが、石川県の
日本航空高校を知り、ここなら専門技術が学べる…と心魅かれ、親を説得。
「推薦受験で不合格なら、公立高校へ行く」と約束し、受験させてもらうことに。
１月１６日に新幹線に乗り、夜１１時３０に長岡駅に到着。
夜行列車に乗り継ごうと思ったら、大雪で夜行列車が運休に…。
プラットホームで立ちすくみ、ルミコさんは「もうこれで終わりなんだ」と思うと涙が
あふれ出て仕方ありませんでした。
一緒にいた母親が、「ヒッチハイクをしよう！」とルミコさんに言い、二人で長岡
駅を出て、通りがかった車に傘を振り、合図しながら何時間も雪道を歩きました。
朝４時半頃に、給油中の大型トラックを見つけました。
トラックは神戸まで荷物を運ぶとのこと。
運転手さんは「横山」と名乗りました。
事情を話したら、「金沢駅までなら乗せてあげる」と言い、母娘二人を乗せてくれ
ました。
横山さんは「自分にも中３の娘がいるから」と話してくれました。
夜明けに金沢駅前に到着、そうしたら横山さんが「よし！輪島まで行っちゃる！」
と、トラックの向きを変え、輪島まで走ってくれました。
試験場に到着したのは朝９時。
受験開始時刻の１０分前でした。
横山さんは「頑張れよ！」と言い残し立ち去りました。
その日の受験科目の作文のテーマは「私が感動したこと」でした。
ルミコさんは大反対しながらも応援してくれた母のこと。
遠回りして送ってくれた横山さんのことなど、ありったけの想いを込めて作文を
書きました。
その後、合格通知が届きました。
合格したことを横山さんに伝えたいけど、横山さんは何度聞いても連絡先を教
えてくれませんでした。
ルミコさんは、感謝の気持ちを少しずつ人に返していきたいと思っているそうで
す。
↑この話を聞いたＫさんは、横山さんは関西地方に住んでいるかも知れないと
思い、ルミコさんが合格したことを伝えたくて、大阪のラジオ局にメールしたの
かも？
この記事を読んだ皆さんにお願いが有ります。
お知り合いに「横山」と言う名字の男性（４０代～５０代）がいたら、１月１７日の
夜明け前に乗せた受験生の女の子、合格したよと伝えて下さい。
どこかにいる「横山さん」に伝わるかも知れません＾＾
