Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

上京してました(1)

11月1日~4日まで、東京に行ってました。
目的は、第30回東京国際映画祭でした。




初めて東京国際映画祭に行きました。
夕張国際映画祭には何度か行きましたが…。
まずは宿泊先のホテルにチェックインして、六本木ヒルズに在る映画館に行き
ました。
地下鉄を降りて会場に向かう通路には、歴代の参加者のパネルが飾って有り
ました。 












亡くなった高倉健さんや、レスリー・チェンさんのパネルも有りました。

…で、私は夕方の回で「老いた野獣」を観ました。



この映画の主人公のラオヤンは、事業に手を出しては失敗し、ギャンブルを
繰り返す懲りない男です。
3人の子供達は父親に似ず、真っ当な人生を歩んでいます。
不良親父のラオヤンは、雀荘に入り浸り、若い愛人を囲い、闘病中の妻が
合が悪くなり、助けを求めて電話するが、ラオヤンは着信を無視する。
妻は意識不明になり、発見が遅れたために重篤となる。
挙句の果てにラオヤンは、子供達が工面した妻の手術費を盗んで、借金を返
すのでした。
ラストはフランス映画「愛、アムール」のように、将来を悲観したラストでした(-_-;)

居るんですよ、他人に良い顔をして気前よく金を払うが、身内には金を使わな
人が…。
私は、自分の父親を思い浮かべましたよ(>_<)
父はラオヤンほど「人でなし」では無いですが、似た所が多々ありました。
ちょっと憂鬱な映画でした。



           ↑映画の後に、Q&Aコーナーが設けられました。

左から、監督脚本のチョウ・ズーヤンさん、通訳の女性、長男役の俳優さんです。
予定よりも長く20分ちょいQ&Aが有りました。

映画の後は、まっすぐホテルに帰りました。
…で、ホテルの向かいに在った「プロント」に行き、一杯飲んで帰りました。

こうして滞在一日目は、無事に終わりました。

~つづく~