Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「めぐり逢せのお弁当」

夫が夜勤で出勤した後、スカパー!で放送していた「めぐり逢せのお弁当」を観ました。

インドで広く利用されている実在の弁当配達システムを題材に、誤配送の弁当がもたらした男女
の偶然の出会いと心の触れ合いを描いたドラマ。
大都市ムンバイのオフィス街では、昼時にダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人が、慌ただしく
複数の弁当箱を配って歩く。
ある日、主婦イラが夫の愛情を取り戻すために腕をふるった4段重ねの弁当が、男やもめのサー
ジャンのもとに誤って届けられる。
イラは空っぽになって戻ってきた弁当箱を見て喜ぶが、その弁当を食べたはずの夫からは何も反
応がない。
不審に思ったイラは翌日、弁当に手紙を忍ばせるが…。
舞台出身の女優ニムラト・カウルがイラ役を務め、「スラムドッグ$ミリオネア」「ライフ・オブ・パイ
トラと漂流した227日」など国際的にも幅広く活躍するイルファン・カーンがサージャン役を演じた。
2013年・第66回カンヌ国際映画祭監督週間で観客賞を受賞。(映画.comHPより抜粋)

この映画、ブロ友のscabiosaさんが劇場に観に行かれて感想を書かれてて、観たかった映画
でした。
やっと観ることが出来ました^^
日本ではお昼ごはんは、社食か会社と取引が有る弁当屋さんに注文するとか、出勤途中に
どこかで買うか、持参するとかします。
インドは違うんですね。
弁当配達人が一戸一戸、作られた弁当を集荷して、それをまた別の業者がグループ分けして
職場に配達するんです。
やもめのサージャンは、食堂と月契約していて、食堂で作ってもらった弁当を弁当配達人に届
けてもらっている。
名前や名札が付けて有るわけじゃ無いのに、よく間違わずに配達しているな…と思ったら、間違
って配達されましたわ(@_@;)

主人公のイラは、倦怠期なのか夫の愛情を取り戻すために、気合を入れてお弁当を作っている。
でも夫は、間違って食堂の弁当が配達されていることに気付かない。
イラが作った弁当は、別人のサージャンに届けられている。
それにしても妻の手料理の味かどうか、分からないのかしら?
うちのトンチキ夫はどうかしら?
意外と鋭い指摘はするのだが…。

ひょんなことから、名前さえ知らない男と弁当を通して、手紙のやり取りをするようになったイラ。
夫よりも自分の気持ちを理解してくれる…と思い、会おうとして待ち合わせ場所と時間を手紙に
書く。
サージャンは待ち合わせ場所に行くのだが、イラの姿を見て、声を掛けるのを止めたのです。
自分は初老に差し掛かっており、若いイラと話すのに戸惑いを感じたから…。

映画のラストでは、イラが家を出ることを決意し、自分が付けている貴金属を売り、サージャン
が手紙に書いていた、ブータン王国に行こうとするところで終わります。
イラが本当にブータン王国に旅立ったのか、思いとどまったのかは分かりません。

私が思うにイラは、間際で思いとどまったんじゃないかしら?
或いは1週間ぐらい家出して、帰宅したんじゃないかしら?
イラには小学校に通う娘が一人います。
我が子を置いて家出は出来ませんよ(>_<)

映画で描かれなかったその後が気になった私である。