Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「寄生獣 完結編」

昨日は主婦業を「完全休業」したから、いそいそとシネコンに行き、2本鑑賞して来ました。
まず1本目は「寄生獣 完結編」を鑑賞しました。


「永遠の0」の山崎貴監督が、岩明均の人気コミック「寄生獣」を実写映画化した2部作の後編。
右手に寄生生物ミギーを宿した高校生・泉新一の暮らす東福山市は、広川市長を中心に組織
化されたパラサイトたちが、一大ネットワークを構築。
寄生生物壊滅を目指す人間側も、対パラサイト特殊部隊を結成して奇襲作戦の準備を進めて
いた。
一方、人間の子を産み、人間との共存を模索するパラサイト・田宮良子は、ミギーと共生する
高校生・泉新一の存在に、その可能性を見出していたが、新一は母親を殺されたことをきっか
けに寄生生物への憎しみを募らせていた。
そんな彼らの前に、最強のパラサイト・後藤が現れる。(映画.comHPより抜粋)

この映画は興味が無く、前作は観ていませんでした。
完結編の公開前にテレビで放送されたのを観て、気になったので完結編を観て来ました。
意外と良かったんですよ^^
勿論、個人の好みは有りますが…。
SFX(特撮)がとてもリアルで怖かったです。
寄生された人間である、田宮良子(深津絵里)が人間の子供を産み育て、愛情が芽生える
シーンはホッとしました。
子供を助けるために皆の前で触手を出し、銃弾に倒れるシーンには人間の情を感じました。
「人間は寄生するケダモノだ」という、後藤(浅野忠信)の言葉が胸に刺さります。
人間は、自然を破壊しながら生きている寄生獣なのだと思いましたよ。

寄生獣は感情が無いのに、感情が生まれるシーンを演じた深津絵里
無理やり表情を作り笑う、ピエール瀧
上手かったですね。

ただラストのあのシーン、あの男が野放しになっていて人質を取り、新一と対峙するシーン
必要だったのかな?
原作はどうなのかしら?

それを差し引いても、ミギーと新一の友情、田宮良子の感情や母性の芽生えなど、見どころ
満載です。
是非ご覧になって下さい(^o^)丿