Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

儚い(墓無い)人生?

昨日は石鎚SA(上り)に行って、念願の「太刀魚の天ぷらうどん」を食べて、義祖母の骨を納骨する
墓の位置確認に行って来ました。
義祖母のお骨は、義祖父の墓に入れます。
義祖父は60年前に亡くなっている。
墓は総合病院の裏手側の墓地に在る。
病院の近くに墓地ですか(@_@;)
何だか微妙な感じ…。
 
義祖母が新居浜市に住んでいる時は、夫も一緒に墓参りに行っていたようだが、最後に参ったの
は30年前だとか…。
広い墓地では無いのですが、墓の位置が分からないのですよ。
新しい墓では無いし、出征して無くなったのと違うので、戦没者の大きな墓では無い。
戦没者の場合は(戦勝時期には)、国から立派な墓石を建てて貰ってましたからね。
 
小さめの、古い墓石の墓碑名を見て回ったのだが、見つからない。
夫は「この辺だったと…」と、記憶が曖昧だ。
仕方がないから、夫が義母に電話して聞きました。
そしたら、義母も30年参ってないから、位置がハッキリしないんですよ(T_T)
義祖母の妹達が市内に住んでいるから、義母が連絡してくれて位置を聞きました。
「入口から20mほど歩いて右曲がって…」と、やっと探し当てました。
お彼岸だから、どなたか参ってくれていて、きれいに掃除がしてあり、花が手向けてありました。
12月に納骨ならば、前の週に掃除に来ないといけないね…と夫と話しました。
 
…でね、その墓地は市が管理しているのですが、お盆にも参って貰えなかったのか、雑草に埋ま
りそうな墓や、墓石が倒してあったり(墓石を廃棄するのか?)と、様々な人間模様が見て取れま
した。
跡取りがいなくて無縁仏になったり、遠方で墓参りに来れない人もいるんでしょうね。
それにしても、夫実家が30年も参らないのも驚きでした。
義母の父親が入っているのに、行ってなかったんですね(>_<)
 
私の実家は、お彼岸やお盆には欠かさず墓に参って掃除してくれている。
私は帰省した折りに墓参りはしているので、墓の位置は分かっている。
そこで考えましたよ。
「墓の団地」に入るべく、既に準備して貰わなくては…とね。
私の実家も、後には「無縁仏」になりますからね。
荒れ果ててしまうのは忍びない。
 
最近の「墓団地人気」で空きが無いから、空きがあれば先に押さえておけ…と、実家に連絡して
おこう。
「両親が生きているのに、そんなことを言うなんて!」…と思われるでしょうが、兄弟がいない私に
取って、準備できることは先にしておかないと、その場になると慌てますから。
心残りになるような供養の仕方はしたくないのです。
昨日見掛けた、荒れた墓の姿は…あまりにも悲しい。
 
儚い人生、無理して大きな墓を建てても、誰も参ってくれないなら、墓無い方が良いです。
墓の団地ならば、ちゃんと管理して貰えるし、誰か彼かが参ってくれます。
そんなことを考えたお彼岸でした。