Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

映画「桐島、部活やめるってよ」

昨日は当直明けの夫、夕方に帰宅しました。
今日広島の病院まで検診に行くために休みを取ったので、そのせいで遅くなったようだ。
知っていたら、レディースデーで映画料金が安かったから、映画を観に行った帰りに拾ってもらった
のに…。
まあ、予測出来ませんから、仕方ありませんね(T_T)
…で、今日は会員になっているミニシアターで、「桐島、部活やめるってよ」を観て来ました。
 

 

いつもと変わらぬ金曜日の放課後、バレー部のキャプテンで成績優秀、誰もがスターとして一目
置いていた桐島が、突然部活を辞めたというニュースが学校内を駆け巡る。
桐島の恋人でさえ彼と連絡が取れないまま、桐島と密接に関わっていた生徒たちはもちろんあり
とあらゆる生徒に波紋が広がっていく。
人間関係が静かに変化し徐々に緊張感が高まっていく中、桐島とは一番遠い存在だった映画部
の前田(神木隆之介)が動き出す…。(goo映画HPより抜粋)
 
この映画は金曜日から翌週火曜日までの5日間を、桐島以外の登場人物がそれぞれの視点で
見た一日が描かれてます。
…なので、各人の金曜日が有り、「金曜日」の桐島退部のニュースを聞くまでが何度も放送され
ます。
しかし結局、最後まで「桐島」は出て来ないのです。
画面に出そうで出て来ない…これは私が一番恐いと思った日本映画、「女優霊」と同じ手法では
ないか?
 
実在するハズの桐島は、スポーツ万能で学力優秀で格好良く、まさに少女マンガの王子様みた
いなタイプのようだ。
そういう彼氏を持っている女の子、そういう彼と親友の男の子、そういう彼が活躍したおかげで、
インターハイに出られるバレー部…。
全て「桐島」を中心に、学校社会が回っていた。
だから、桐島の突然の退部で、バレー部内の統率が崩れ、友達は不安になり、彼女はヒステリッ
になる。
たった1人が姿を消しただけで、学校社会が総崩れになるのだ。
まるで、ワンマン社長が夜逃げして、後に残された社員が右往左往するみたいです。
劇中で、親友の宏樹(東出昌大)が「何をやっても上手く出来る人間と、出来ない人間がいる」と
言う。
 
それでも、出来ない人間は必死に頑張るのだ。
己の限界点を見つけるために、諦められるように頑張るのだ。
 
あちこちに伏線が張ってあり、最後にパズルの全ピースがハマるみたいな感じです。
橋本愛山本美月大後寿々花神木隆之介など、若手スターが出演してます。
好き嫌いが分かれる映画だと思いました。
個人的には、宏樹役の東出くんが格好良かったです^^
 
追記
さて、本日の記事は「666」番目の記事となりました。
記念すべき、オーメン番号を踏む記事は「映画」記事にしました(^o^)丿