Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

幕末のエンディング

今朝、夫に誕生日プレゼントを渡しました。
目出度く夫は、44歳になりました。
本日は当直勤務に入り、帰宅は明日の昼過ぎか?
選りにも選って、当直勤務に当るとはね…(@_@;)
 

 
  
 
 
 
 
   ←  こんな感じで(撮影は昨日)今朝、
      ケロケロ枕を介して渡しました。
      すっかり「うちの子」扱い(擬人化)
      されている、ケロケロ枕。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夫は機嫌よく出勤しました。
夫が出勤したら、後は私の自由時間。
さっそくミニシアターに映画を観に行って来ました。
 
まず1本目は「幕末太陽傳

「飢える魂」の川島雄三が、「風船」の今村昌平田中啓一の協力を得て書いたオリジナル
シナリオを自ら監督した川島雄三としては初の時代劇。
撮影は「青春の抗議」の高村倉太郎。
主演は、「倖せは俺等のねがい」のフランキー堺、「勝利者」の南田洋子、「今日のいのち」
石原裕次郎、「マダム」の左幸子
ほかに芦川いづみ岡田眞澄市村俊幸金子信雄、藤山泰司ら。
 
頃は幕末、ここ品川宿の遊女屋相模屋に登楼したのは佐平次(フランキー堺)の一行。
さんざ遊んだ挙句に懐は無一文。怒った楼主伝兵衛(金子信雄)は佐平次を行燈部屋に
払った。
ところがこの男、黙って居残りをする代物ではない。いつの間にやら玄関へ飛び出して番頭
みたいな仕事を始めたが、その要領のよいこと。
売れっ妓こはる(南田洋子)の部屋に入浸って、勘定がたまる一方の攘夷の志士、高杉晋作
石原裕次郎)たちから、そのカタをとって来たり、親子して同じこはるに通い続けたのがバレ
ての親子喧嘩もうまく納めるといった具合。
しかもその度に御祝儀を頂戴して、懐を温める抜け目のない佐平次であった。
(goo映画HPより抜粋)
 
この映画は1957年の作品です。
日活100周年記念としてデジタル修復され、リバイバル公開となりました。
二谷英明さんや石原裕次郎さん、岡田眞澄さんなど、そうそうたる面子が出演しています。
調子が良くて口八丁手八丁の佐平次を、フランキー堺がコミカルに演じてます。
こはる役の南田洋子と、こそめ役の左幸子が、とても美しいです。
あと岡田眞澄が、美青年でした。
内容はドタバタ喜劇なのですが、キレイどころを鑑賞するも良し、フランキー堺の役者ぶりを
観るのも良し…と、楽しめる娯楽作品になってます。
観客は私一人で、貸し切りで観ました(>_<)
面白かったけどな~。
 
2本目は同じミニシアターで「エンディングノート」を観ました。

病と向き合い、最後の日まで前向きに生きようとする父と家族の姿を、娘・砂田麻美が記録
したドキュメンタリー。
プロデュースを「奇跡」の是枝裕和、音楽を「サヨナラCOLOR」のハナレグミが担当。
膨大な映像記録から“家族の生と死”という深淵なテーマを軽快なタッチで描き出す。
 
2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命」の
サラリーマン・砂田知昭は、67歳で40年以上勤めた会社を退職、第二の人生を歩み始めた
矢先、毎年受けていた健康診断でガンが発覚する。
すでにステージ4まで進んでおり、残される家族のため、そして人生の総括のため、彼が最後
のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、その集大成ともいえる“エンディングノ
ート”の作成だった。
やがてガン発覚から半年後、急に訪れた最期。
果たして彼は人生最大の一大プロジェクトを無事に成し遂げることができたのか。
そして残された家族は…。(goo映画HPより抜粋)
 
これね~、「自分の死に方」について考えさせられますよ。
遺された者に迷惑を掛けることないようにと、段取りをつけて行く、主人公の砂田さんに「いさぎ
よさ」を感じました。
「一人では生きていけない人」だから、子供達とよく話し合い誰に面倒を見て貰うか決めなさい
…と妻を気遣い、葬儀の進行や連絡をして欲しい人のリストを作ったり…と段取りを組み、こな
して行くのです。
自分の命の限りが分かったとき、残った時間をどのように使うか…大事なことですね。
年齢に関係なく「お迎え」は来ますからね。
この映画は、たくさんの人に観てもらいたい映画です。
 
3本目の映画「戦火の馬」を観るべく、シネコンに移動していたら、身内が「ガンで手術する」と
絡が来た。
詳細は分からないのだが、来月頭に手術するようだ。
それで、映画に行く気分では無くなったので、帰宅しました。
「戦火の馬」を観ようと思う度に、何か行けない事態が発生する。
後2週間ぐらいで上映が終わるのだが、果たして観に行けるのか?