Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

映画「アイリスへの手紙」

やっと晴れ間が見えました。
月曜からずっと雨降りだったから、ヤレヤレとタオルを外に干しました。
 
さて先日、お世話になった方に手紙を書いた話をブログに書きました。
日本では義務教育で、多少の差はあれど無料で学力を身に付けることが出来ます。
日本には「漢字」の他に「平仮名」「カタカナ」が有ります。
漢字が書けなくても平仮名さえ読み書き出来れば、生きて行けます。
しかし、発展途上国では識字率が低く、特に女性の識字率が低いです。
もう16~7年前だったか、レンタルショップが閉店セールを行っており、その時に或る映画の
「ビデオテープ」が目に留まりました。
その映画は「アイリスへの手紙」という映画です。
ビデオテープの前面に「電話ではなくて、手紙を下さい」と書いてあり、それに惹かれて購入
しました。
 
夫に先立たれたアイリス(ジェーン・フォンダ)は、パン工場に勤めながら、娘のケリー(マーサ・
プリンプトン)と12歳の息子リチャード(ハーリー・クロス)、さらに失業中の妹夫婦を養っていた。
ある日アイリスは、工場からの帰り道に泥棒に給料を奪われるが、その時彼女を助けようと
してくれたパン工場のコック、スタンリー(ロバート・デ・ニーロ)と知り合い、次第に親しくなって
ゆく…。
実はスタンリーは「文盲」で読み書きが出来ない。
子供の頃から父親の行商を手伝ってて、父親と共にあちこち転々としており、学校へ行ったも
ののロクロク勉強していないのだ。
それで文字の読み書きが全く出来ない。
銀行口座も開けず、運転免許も取れず、仕事らしい仕事に就くことが出来ない。
せっかく就いたコックの仕事も職場で「文盲」だとバレて「毒薬か調味料か分からないじゃない
か」と首になる。
せっかく距離が縮まって来た二人ですが、アイリスに文盲だとバレて疎遠になってしまいます。
それでまたちょっとした事件が起こり、スタンリーは意地を張るのを止めて「読み書きを教えて
くれ」とアイリスに頼むのです。
スタンリーは手先が器用で、自宅にはいろいろな発明品が置いてある。
その発明品をたまたま見たアイリスは、「せっかくの才能がこのまま埋もれてしまうのは残念だ。
読み書きさえ出来ればスタンリーの将来は明るいのでは?」と思うのだ。
でね、物語の終盤で「電話ではなくて、手紙を下さい」というセリフにつながるのですよ。
ラストは「愛と青春の旅立ち」のようなハッピーエンドになります。
…って、ネタバレを書くのには理由があります。
この映画はDVD化されておらず、レンタルでもVHSテープは出回っていないと思うのです。
本日の正午から「シネフィルイマジカ」で放送されてます。
「あっ」もう始まっているわ。
地味な内容の映画だけど、とても好きな忘れられない映画です^^