Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

鶴の恩返し

昨日の寒さが一転、秋晴れの愛媛です。
昨日使った傘や洗濯物を外に出しました。
湿気が上がるから、布団干しは明日にしよう。
 
2日前に「肌寒いから長袖を着て出勤するか?」と聞いたら、「今週は半袖で頑張る」と言ってた
夫は、昨日「長袖にする」と言い、長袖を着て出勤した(^o^)
泊り勤務だったから、帰宅は今日の昼下がりだ。
またいつもの「得得うどん」に寄って、「肉うどん」か「カレー南蛮」でも食べて帰るのだろう。
今週はこのまま25℃前後の気温だから、まだ半袖着るかな?
すでに衣替え態勢に入り、着てた物は全て洗濯したのだが…
 
昨日は「好き勝手デー」なので、映画のハシゴをしたから、その分ちゃんと家事をしておかないと
いけない。
「専業主婦は暇で良いなぁ」と思う方もいらっしゃいますが、これを完璧にしようと思うと、なかなか
大変な仕事量なんですよ。
一般的な会社員ならば、始業時間から終業時間までの8時間労働で済みますが、主婦は24時
間365日休暇が貰えません。
うちみたいに夫が当直勤務で家を空ける日があれば、そこが休暇になりますけどね^^
両親と同居していたり、子供がいたり、サービス業の自営業だったりすると、主婦の仕事が倍増
します。
 
ふと、結婚しても男性は生活環境が変わらないけど、女性は生活環境が全く変わってしまうよな
~と思いました。
私の場合は、仕事を辞めて、友人知人と別れ、住み慣れた札幌を離れ、夫と結婚した。
たまたま私の実家がある町の社宅に入れたから、日中に実家に帰り話をして帰宅するなど出来
たが、今は全く誰も知らない場所に転勤し、話す相手は夫以外に誰もいない。
全くの一人っきりだ。
転勤したとはいえ、夫は生活環境は殆ど変わっていない。
 
たまに「復職したい、自分で稼いだ金で無駄使いしたい」などと思う私。
自分で稼いだ金ならば「ストレス解消で無駄使いしちゃった」ってなことが出来るが、夫の収入だ
けで生活していると「無駄使いはしてはいけない」と強迫観念に陥るのだ。
…なので、映画代などを使うと後ろめたい気持ちが起きる。
でもね、夫はフィリピーナ通いで(概算計算ですが)年間50万円近く散財する。
私の映画代は月に4本観ても4千円、年間5万円にもなりゃしない。
無駄使いの桁が違うのですよ。
だけど、自分に収入が無いと後ろめたく感じてしまう。
 
先月夫の入院のために広島に戻ったときに、もう使わないであろう貴金属を売って来ましたよ。
10万円ちょいになりました。
私が独身の頃に買ってた物を手放しました。
手元に置いておきたい気もしたが、「眺めるだけでは腹は膨れない」と思い、売りました。
「これで無駄遣いできるわ」と思いながら、「鶴の恩返し」の話を思い出した。
 
しかし「鶴の恩返し」は反物は織るけど、売りに行くのは旦那なんだよね。
私の場合は、織った反物まで自分で売りに行ったわけで…(-_-;)
母方の婆さまが「金が無いのは首が無いのと同じ」「金持ちケンカせず」とよく言ってたが、収入を
得られないって、本当に肩身が狭いわ。
こういう風に思うのは、私が幼少時からの貧乏生活が身にしみて「貧乏性」だからかな?
転勤生活が多いとパートアルバイトを探すのも難しい。
…って言うより、年齢制限で難しい(@_@;)
内職って言っても「無い職」だしな~。
秋晴れの空を見ながら、いろいろと物思いに耽る私なのだ。