Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

墓無いこと

お彼岸も過ぎ、明日から10月ですね。
今年もあと3カ月か…(@_@;)
一年が過ぎるのをますます早く感じるようになりました。
歳を取ってきた証拠かしら?
 
ところで2日前の朝日新聞に、遺骨や遺灰の一部を加工して、装飾品にして手元に置くことが
できるサービスについて載っていました。
請け負っている会社が数社あるのですが、合成ダイヤモンドになったり、小さな「遺石」に作り
替えて文字を彫ってもらったり、ペンダントや数珠や砂時計を作ってもらえるようだ。
費用も特別に高くは無いです。
合成ダイヤモンドの場合はカラットによって高額になりますが、0.2カラットで(プチペンダント
ぐらいかな?)約40万円だとか。
墓参りだと年に何回も参れないけど、こうして装飾品に作り替えると身近に置いておけるし、い
つも故人を偲ぶことが出来るからと、最近は注文が増えているそうです。
 
私の実家は跡継ぎがいないから、墓を建立しても後に無縁仏になる。
兼ねてから私の両親は、葬式は密葬で良い、遺灰はどこぞの海にでもまいてくれ…と言って
いたから、墓は買っていない。
小さな遺石にして父の分には「飲んだくれ導師」、母の分には「貧乏暇なし導師」と彫ってもら
おうかしら?
遺石に陰膳をすれば仏壇も必要ないし。
仏壇の大小で供養する心が測れるわけでなく、本当に偲ぶ気持ちがあれば、写真一枚に陰膳
したり、お供えすれば良いことだから…
そして我が夫の分は砂時計にでもして貰おうかな?
…などと、つい考えてしまいました。
これなら私が死んだ後も処分しやすいからな。
物思いにふける秋に、墓のことを想う私である^_^;