Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

2回目のショートステイ

昨日は祖母が2回目のケアセンター宿泊となりました。
先週は1泊2日で宿泊したのだが、他人との付き合いが嫌いな祖母なので、協調性があり
ません。
ケアセンターに行くのを嫌がってないかと心配になり、時間を見計らって実家に電話した。
電話に出た母は、祖母がいないから医者に行き不整脈の薬をもらって来ると言っていた。
祖母がいると医者に行く時間は取れないからな…。
 
私「今日は2回目のショートステイだけど嫌がらなかった?」
母「起きてまだ寝ぼけている状態で、連れられて行ったから嫌がらなかったよ」
私「今度は3泊4日だから3晩は落ち着いて寝られるね」
母「安心して任せられるからね。やっぱりプロだわね」
 
1泊2日なのだが、帰る前に風呂に入れてくれて、伸びていた髪の毛も少しカットしてくれて
たそうだ。
あれだけ風呂を嫌がって入らず、体も拭かせてくれなかった祖母が…さすが介護のプロで
すね。
ケアセンターで入浴して他人に体を触られたので慣れたのか、月曜には母に体を拭かせた
そうだ。
すごい進歩…(@_@;)
そして幼稚園の連絡帳のように、入所して帰宅するまでの行動記録が事細かに書いてある
報告書が荷物に入れてあったとのこと。
これだけ介護してもらえれば、預けた方は安心出来る。
翌日父がその報告書を持って、入院している叔母の病院へ行った。
叔母に見せたら「ここまでしてくれるの?」と驚いていたそうだ。
叔母は身内だからか、祖母を甘やかせてしまい、したい放題させていた。
本人が嫌がるからと、風呂も1ヵ月に1回ぐらいしか入れてなかったようだ。
 
たまには他所へ預かってもらい、叔母も休むべきなのだ。
24時間365日、ただ一緒に暮していれば良いというものでは無い。
ちゃんと身だしなみを整え、外部との接触が無いと「生ける屍」化してしまう。
今回のことで叔母も介護施設の利用を考えたようだ。
「あと半日遅れたらダメでしたね」と医者に言われた叔母だが、術後の経過が良いそうで、この
土曜日には退院できそうとのこと。
開腹手術だったのに半月で退院できるとは、医療の進歩はスゴいわね。
もちろん退院して少しの間は、日常生活に慣らして行かないといけません。
祖母は今月末まで実家で預かり、また自分の家に戻ることになる。
 
今回祖母をショートステイに送りだすとき、「お世話になります。よろしくお願いします。」と母は
一筆手紙を書いて荷物に入れたそうだ。
子供の頃に「人が嫌がる仕事をする人が一番偉い」と母に言われたことを思い出した。
そういう嫌がる大変な仕事の賃金が低い…っていうのはおかしいよ。
私の知人も介護の資格を取って働いたけど、収入が少なくて生活できないからと辞めたっけ。
昔、「ビートたけし」が「ソープランドの姉ちゃんに、同じぐらいの金を払えば、喜んで介護してくれ
るぜ」…と文春に毒舌コラムを書いてたな(-_-)
そこまでは言わないけれど、介護職に就きたいと学校へ行ってる人達のためにも、賃金見直しす
るべきだよ…と思いました。