Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

縁は異なもの味なもの

ブログの中でネタにされている夫、私と性格や価値観、趣味も違う。
おまけに私は去年夏まで札幌で16年余り生活してて、夫は転勤族。
どうやって知り合ったのか?とよく聞かれる。
よくある「出会い系サイト」や「ナンパ」ではない。
 
私の父が行く居酒屋があり、そこの常連客どうしで父と夫が仲良くなった。
その居酒屋のママから父に「誰か良い人いないかしら?」と夫の話が出て、
父→母→親戚へと話が流れ、最初は親戚の知人の娘さんと夫を会わせた。
しかしお互いが無口な為、話しが弾まなかったらしい(父談)
 
…で、その1カ月後ぐらいに私が実家に帰省。
父と晩酌してたら「いいヤツなんだが女に奥手なんだよな。」と酔って同じ話
を繰り返す。
いつもなら「はいはい、そうですか」と話を聞き流すのだが、「私が間に入って
上手くいくなら首つっこむか?」とつい老婆心を出し、まずは一度会って見な
いと分からないな…と。
思いつきで行動する父、お供の「猿」「きじ」よろしく母と私を連れて、いきなり
「行くぞ」と居酒屋へGO!
2008年1月13日のことだった。
 
居酒屋のママが電話して夫を呼び出した。
夫は日曜出勤で帰宅後晩酌してたところを呼び出され、酔っぱらって参上。
疲れてるんだから「ちょっと今日は行けません」と断ればいいのに、そういう
ところは律義な男。
それで話してたら、「う~ん、この人と知人の娘さんとは合わないな」と実感。
1時間半ほど居酒屋へ居て解散。
父母に「こちらから話を振れば少しは答えるけど、自分から話しが出来ない
と今どきのお嬢さんとは無理でしょう」と感想を言った。
やはり夫とその娘さんとは1回会ったきりで全然進展なかったとのこと(母談)
 
その後は夫と私メルアドを交換してたので、1カ月に1回ぐらいメールのやり
取りをしてた。
そして半年ごと帰省した折に飲みに行く関係、飲み友達期間2年に突入する
ことになる。
札幌→広島の遠距離、半年ごとに2~3回会う感じだったが、お互いの年齢
を考えると母がまず騒いだ。
母が「あんた達はどういうつもりで付き合ってるのか!」と言った。
 
夫は自分から意見を言うタイプでは無いから、私がまずどうしたいのか?と
自問自答。
付き合ってると言えば付き合っているが、夫にすれば「付き合ってくれと言って
ないから、付き合っていない」と言うだろうと確信。
私の父は「屁理屈も理屈のうちだ!」という男。
この頑固で偏屈なところが父と似ている夫。
 
ここでは書ききれないし、あんまり書くと夫が「ろくでなし」だと誤解されそうなの
で書けない(+_+)
紆余曲折あったが去年の3月に結婚することに意見がまとまった。
それからバタバタと動き、私は7月末に実家に戻り、9月に引越して、10月10日
大安に入籍した。
 
お互いがあんまり似通い過ぎても、違い過ぎても上手く行かないのだろうけど、
多分家族の誰かに似てるんじゃないかな?
居心地が良い場所を作ろうと、無意識のうちに親兄弟と似てる人と結婚を決める
のじゃないかな?と私は思う。
 
それにしてもこんなにしゃべる男とは思わなかった。
無口だったのは人見知りしてたのね。
そして今夜も「もう寝るのか?」と夫の話に付き合わされ、寝かせてもらえない
私だった(-_-)zzz