Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

サンタがやって来た♪

今日はクリスマス・イヴですね。
うちにもブロ友サンタがやって来ました。

↓ヴィクトリノックスのマルチツールです。
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小型ナイフ、ハサミ、爪ヤスリ、つまようじ、ピンセットが内蔵されてます。
災害に備えて、この商品のシリーズを前に持っていたけど、落としてしまい、
以降なかなか買えなくてね。
欲しかったのよ。
ありがとう、猫姫さん。

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そして、ギドラさんからは、日本酒をいただきました。
純米吟醸酒です。
酔鯨は大好きです。
これはお正月に飲もうかしら?
ギドラさん、ありがとうございます。
じっくり味わいながら飲みます♪

あっ!夫にはヘアドライヤーを買ってもらいました。
これはクリスマスとは関係なく、壊れたから( ;∀;)

それでは皆さん、楽しいイヴをお過ごし下さい(^o^)丿

「そして、バトンは渡された」

今日はずっと観たかった映画を観て来ました。

ポスター画像

(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラー小説を、永野芽郁

田中圭石原さとみの共演で映画化。

血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も名字が変わった優子。

現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、将来のことや

だちのことなど様々な悩みを抱えながら、卒業式にピアノで演奏する「旅

の日に」を猛特訓する日々を送っていた。

一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、泣き虫な娘みぃたん

に、精いっぱいの愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消して

しまう。

主人公・優子を永野、血のつながらない父・森宮さんを田中、魔性の女・梨

を石原がそれぞれ演じる。

監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。

(映画.comHPより)

本屋大賞を受賞している小説が原作ですが、私は小説は未読です。

小説を読んだ人によると、原作のイメージに合ったキャスティングだったよ

うです。

主人公の永野芽衣も良かったけど、母親役の石原さとみが良いです。

奔放な母親を見事に演じました。

私は映画を観ながら、鳥のカッコウを思い出しました。

カッコウは、よその鳥の巣に卵を産み付け、育てさせます。

托卵(たくらん)というヤツね。

梨花は優子を再婚相手に預けては、姿を消す。

義父は一生懸命に継子を育てる。

でも、これには理由が有って…。

伏線がたくさん潜んでて、終盤に一気に謎が解明されます。

伏線に触れるとネタバレしちゃうので、ここには書けません。

だけどね、母親がいきなり姿を消したら、子供は捨てられたのかと不安で

しょうがないです。

理由を話して、一緒に問題解決に向かって行くのも一つの方法かとも思い

ますが。

「親ガチャ」という言葉が有ります。

生まれて来る子供は親を選べない、生まれ持った環境や能力によって、人生

が大きく左右される。

「ガチャガチャ」のように、当たりハズレが有る…という意味です。

「血は水よりも濃い」と言いますが、血の繋がりが無くても、義理の親たちは

一生懸命、優子を育ててくれました。

優子の親ガチャは当たりだったと思います。

この映画、心温まるラストでした。

原作小説も読んでみようかな?

 

 

父、活躍する?

昨日は、私の母に頼まれて、母方の墓掃除に行って来ました。

母方の墓は、バス停留所を降りてすぐ近くに在ります。

只、霊園では無いので、水道と管理者は居ません。

重い物は持てないから…と、墓掃除する気が無い父が車を出して、水を4リット

ルの焼酎のペットボトル3本に入れて母方の墓掃除に行きました。

水を持つのは私の役目です。

墓に到着したら、枯葉がエライこと積もっててビックリ!

まずは熊手で枯葉を掻き出しました。

驚いたのは、いつも掃除が終わるのを待っていた父が、熊手で枯葉を掻き出す

作業をしました。

年末に私がやって来て、墓掃除を手伝うから、少しは手伝わないとマズイ…と

思ったのか?

…にしても、5~6分手伝って、戦線離脱しました(-_-;)

 

母方の先祖墓の隣には、2年前に亡くなった母の姉の嫁ぎ先の墓が在る。

二つの墓を掃除しました。

そして、2年ほど掃除に行けていない、母の姉(次女)の墓掃除に行きました。

私もこの伯母には可愛がってもらっていたし、従兄のお嫁さんのナンシー(6年

前に逝去)にも仲良くしてもらっていたのでね。

ここでも父が、雑草をむしった。

掃除時間は5~6分だが、一応は墓掃除に参加した。

2ヵ所3基の墓掃除が終わって帰宅して、父に「今日は父さん、大活躍だったね」

と皮肉を言ったら、「いつものことじゃ!」と返事がかえってきた。

私と母は心の中で、「どの口が言いよるか!」と思ったのでした( ;∀;)

でもね、墓掃除すると何だか清々しい気持ちになります。

先祖も喜んでくれているのかな?

 

 

「スウィート・シング」

夫の3連休が終わり、出勤したので昨日ミニシアターへ行きました。

観たのは「スウィート・シング」です。

ポスター画像

Photo Credit: Lasse-Tolboll

「イン・ザ・スープ」「フォー・ルームス」などで知られるアレクサンダー・

ロックウェル監督が、頼る大人をなくした姉弟の悲しくも希望に満ちた旅路

16ミリフィルム撮影による、美しいモノクロ&パートカラー映像で描いた

ファンタジー

マサチューセッツ州ニューベッドフォードで暮らす15歳の少女ビリーと11歳

の弟ニコ。

一緒に暮らす父アダムは普段は優しいが酒のトラブルが尽きず、ある日つい

強制入院させられることに。

他に身寄りのない姉弟は、家を出ていった母イヴの元を目指すが…。

監督の実子ラナ・ロックウェルとニコ・ロックウェルが主人公の姉弟を演じ、

監督のパートナーであるカリン・パーソンズが母イヴ役、「ミナリ」のウィ

・パットンが父アダム役を務めた。

2020年・第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で最優秀作品賞

受賞。

第33回東京国際映画祭「ユース」部門では「愛しい存在」のタイトルで上映

されている。(映画.comHPより)

タイトルの「スウィート・シング」は、劇中でビリーが歌う曲の歌詞に出て来る

言葉です。

字幕では「素敵なあなた」と訳されてました。

thingは「人」の意味で使うことが有るそうです。

しっかり者の長女ビリーは弟のニコ、酒浸りの父親とその日暮らしをしています。

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Photo Credit: Lasse-Tolboll

   ↑ 酔っていない時は良い父親なんだけどね。

酒に溺れて仕事が長続きしないから離婚したのか?

離婚して更に酒に溺れるようになったのか?

何にしても酒に逃げてはダメよ(-_-;)

そんな夫から逃げた妻は、やっぱり飲んだくれの男と暮らしている。

クリスマスに元家族で会おうと言っていたのに、妻は彼氏を連れて来る。

元夫と元妻は大げんかをし、彼氏と共に立ち去ってしまう。

そして夫は酒浸りになり、騒動を起こし、ついには強制入院させられる。

ビリーとニコは、母親と彼氏が暮らす家で過ごすことになった。

たまたま知り合った少年マリクと仲良くなり、楽しいひと時を過ごすが…。

親が当てにならないと子供はしっかりするのよ。

年齢よりも大人びてきます。

親に甘えたい年頃なのに、甘えるどころか、親の方が子供に依存している

感じ。

飲んだくれて暴れる父親や母親の彼氏…。

映画を観ててムチャクチャ腹が立った。

モノクロの柔らかく観える映像が、ビリーやニコ、マリクの悲しみを際

立たせていました。

ところどころ映像がカラーになります。

それはビリーが幸せを感じていた時期なのかな?

映画のラストに、ビリーとニコ、マリクに明るい兆しが見えてて良かっ

たです。

ビリー役のラナの演技、とくに物憂(ものう)げな眼差しが良かった。

歌も上手いしね。

頼りにならないクズな親に負けず、大人になっていく子供達の成長を描

いた作品でした。

 

「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」

夫の3連休が始まる前にと思い、土曜日にミニシアターへ行きました。

観たのは↓「サウンド・オブ・メタル」です。

ポスター画像

(C)2020 Sound Metal, LLC. All Rights Reserved.

「ヴェノム」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のリズ・

アーメッドが主演を務め、聴覚を失ったドラマーの青年の葛藤を描いた

ドラマ。

ドラマーのルーベンは、恋人ルーとロックバンドを組み、トレーラーハ

ウスでアメリカ各地を巡りながら、ライブに明け暮れる日々を送ってい

た。

しかしある日、ルーベンの耳がほとんど聞こえなくなってしまう。

医師から回復の見込みはないと告げられた彼は自暴自棄に陥るが、ルー

に勧められ、ろう者の支援コミュニティへの参加を決意する。

共演に「レディ・プレイヤー1」のオリビア・クック、テレビシリーズ

ウォーキング・デッド」のローレン・リドロフ、「007 慰めの報酬

マチュー・アマルリック

監督・脚本は「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命」の脚本家ダ

リウス・マーダー。

Amazon Prime Videoで2020年12月4日から配信。

第93回アカデミー賞で作品、主演男優、助演男優など6部門にノミネー

ト。編集賞と音響賞の2部門を受賞。

日本では2021年10月に劇場公開。(映画.comHPより)

 

生まれ持って聞こえないのであれば、訓練をして聞こえないことを受け

入れて生活を送られるが、中途失聴の場合、まずは絶望感を乗り越える

ことから始めなければならない。

ルーベンは演奏中に耳鳴りを感じ、突然音が聞こえなくなる。

鼻をつまんで耳抜きをしたり、あくびをしてみたり、いろいろ試してみ

るが、一向に聴力は戻らない。

病院で診察を受けるが、治療しても聴力は戻らないからと、インプラン

ト手術を勧められる。

この手術は耳の後ろを切開し、内耳に内部装置(金属チップ)を埋め込

み、外部装置(補聴器)を耳に装着し、信号を送ることで音が聞こえる

ようになる。

しかし、聴力が戻るわけではなく、脳が「聞こえる」と錯覚して音を拾

うのだとか。

高額な手術代が払えないと途方に暮れるルーベンに、日常生活に慣れる

ためにと、ルーがろう者の支援コミュニティへの入居を勧める。

最初は聞こえないストレスで、皆に反抗的な態度をとっていたルーベン

だが、次第に「静寂」に慣れていく。

それでも、以前の「聞こえる生活」に戻りたい気持ちがつのり、唯一の

持ち物であるトレーラーハウスと楽器を売り、手術費を作る。

施設を抜け出し、手術を受けたルーベンに施設長は退去するように告げ

る。

手術から4週間後に「音入れ」をしてもらったルーベン。

金属的な高音が擦れた感じで耳に響く。

医師に調整をしてもらったが、音は拾うが、話し言葉が聞き取りにくい。

反響する音で頭が痛くなる。

そしてルーベンは…。

失うことで得る物がある。

絶望感を乗り越えたルーベンの未来に、明るい兆しが見えたラストでした。