Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「100万円と苦虫女」

↓やっと観ることが出来ました。

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「さくらん」の脚本家タナダユキが監督、「ニライカナイからの手紙」「フラ

ガール」の蒼井優主演で送る青春ムービー。

短大を卒業後、就職もできずフリーター生活を送る鈴子。

ひょんな事件から家族の元を離れ、100万円を貯めるごとに引越しを繰り返す

生活を始める。

様々な人との出会いを通じ、鈴子は少しずつ人の心の温かさに触れて成長して

いく。

共演に森山未來ピエール瀧ら。

主題歌はクラムボン原田郁子が担当。(映画.comHPより)

裏切られたり、揉め事に巻き込まれたりで、なるべく他人と関わらずに生きて

行こうと思う鈴子。

弟の拓也(小学生)は、クラスメートにイジメられながらも、逃げずに戦うこ

とを選ぶ。

この映画、オムニバス形式で、海辺の街編、山あいの村編、或る地方都市編と

三部作になってます。

ロードムービーみたいな感じ?

蒼井優の魅力が炸裂してます。

まずは蒼井優、在り気の映画です。

特に地方都市編は、意思疎通が上手く行かず、誤解が解けぬままに別れを迎え

る切ない恋人との話。

蒼井優のファンにお勧めします。

それにしても蒼井優、不思議な魅力が有ります。

可憐で清楚で凜として…役柄と素の自分とかけ離れていようが、役者は夢を魅

せる職業。

それはそれで…ね^^

 

会話の調味料

毎週ラジコで聴いている大阪MBS放送局の「ヤングタウン」金曜日。

先週金曜放送分を今日聴きました。

冒頭で谷村新司さんが、相手が喜ぶ会話の相づち「さしすせそ」について、

話してました。

これを上手に言える人は、場を上手く盛り上げられるそうです(^o^)

相手が喜ぶ相づちの「さしすせそ」って何だと思いますか?

さすが

知らなかった

すごいね

センスいいね

そうなんだ

これを聞いた堀内孝雄さんと矢沢透さん「太鼓持ちと同じだね。持ち上げ

るんだね」と同意。

確かに相づちによって、会話が盛り上がったり、盛り下がったりしますね。

…で、最後に矢沢透さんが「相づちは会話の調味料みたいなもんだね」と

名言を言われました。

なるほどね、確かに調味料だわ。

そして、早々と会話を終わらすのは「分かりました」が有効みたいです^^

 

「キャッツ」(字幕版)

2本目は「キャッツ」を観ました。

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1981年にロンドンで初演されて以来、観客動員数は世界累計8100万人に達し、

日本公演も通算1万回を記録するなど、世界中で愛され続けるミュージカルの

金字塔「キャッツ」を映画化。

レ・ミゼラブル」「英国王のスピーチ」のトム・フーパーが監督、スティー

ブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、英国ロイヤルバレエ団プリンシパル

フランチェスカ・ヘイワードのほか、ジェームズ・コーデン、ジェニファー

・ハドソン、テイラー・スウィフトジュディ・デンチイアン・マッケラン

ら豪華キャストが共演した。

人間に飼いならされることを拒み、逆境の中でもしたたかに生きる個性豊かな

「ジェリクルキャッツ」と呼ばれる猫たち。

満月が輝くある夜、年に一度開かれる「ジェリクル舞踏会」に参加するため、

街の片隅のゴミ捨て場にジェリクルキャッツたちが集まってくる。

その日は、新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特

別な夜であり、猫たちは夜を徹して歌い踊るが…。

(映画.comHPより)

う~ん、アメリカでは低評価でしたが、これは…。

舞台を観ていないので、比較できないのですが、この映画は…ね(-_-;)

ジュディ・デンチイアン・マッケランが出演してるので、観に行きました。

動きはしなやかで、尻尾や耳の動き方が本物の猫のようでした。

…が、途中で寝落ちしちゃいました(>_<)

映像技術が素晴らしいので、立派な「猫人間」が出来上がり、歌って踊るの

ですが、あまりに精巧すぎて面白さが半減したのかも?

日本で上映している「ゲキ×シネ」のように、舞台を編集して、そのまま上映

する方が面白いのでは?

…とはいえ、猫の仕草や動き方、歌唱はお見事でした。

鑑賞するなら、字幕版よりも日本語吹替版をお勧めします。

そして猫好きな人にお勧めします。

 

 

「パラサイト 半地下の家族」

昨日はいつも行くシネコンで、上映開始された話題作を2本観ました。

一本目は「パラサイト 半地下の家族」です。

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殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノ

と主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭

韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。

キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。

そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を

受けに行くことに。

そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。

正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速して

いく…。

共演に「最後まで行く」のイ・ソンギュン、「後宮の秘密」のチョ・ヨジョン、

「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。

(映画.comHPより)

いやぁ~!本当にスゴイ作品でした。

観終って何ともいえない悲しさを感じました。

この映画、韓国における失業率の高さと格差社会を描いたブラックな内容です。

「パラサイト」とは、「寄生する」と言う意味。

「半地下」は、地上に住める一般階級よりも、下級なことを表してます。

上流階級に寄生する下級家族…タイトルが秀逸ですね。

ラストでもっと驚く「地下」が出て来るのですが、そこは観てからのお楽しみ

です。

私が思うに、妹を潜り込ませた辺りで欲を出さなければ、こんな悲劇は起こらな

かったのでは?

人間、色気を出す(欲を出す)と、ロクでもない結果に見舞われることが多いか

らね。

カンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した映画、是非ご覧になって下さい。

 

鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)

昨日の夜から話題になってますが、東出昌大と杏夫婦。

またまた文春砲が炸裂しましたね。

オシドリ_オス

↑ オシドリのオス

オシドリ_メス

 ↑ オシドリのメス

仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、そもそも鳥類のオシドリは、

冬ごとに毎年パートナーを替えし、抱卵はメスのみが行い、育雛も夫婦で

協力することはないとか。

人間と同じで、メスが「ワンオペ育児」してます。

…なのに、なぜ仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と言うのか?

終生添い遂げるわけではないのに…。

…で、調べてみました。

語源は中国の故事「鴛鴦(えんおう)の契(ちぎ)り」だそうです。

「鴛鴦」はおしどりのことで、「鴛」は雄。「鴦」は雌を表す。
 中国の春秋時代、深く愛し合いながらも、悲劇の生涯を送った宋の韓憑夫婦

の墓を守る梓の木の上で、おしどりの雄と雌が寄り添って一日泣き続けたそ

うです。

その寄り添う姿を見て、夫婦仲が良いことを「おしどり夫婦」と言い表して

いるようです。

それにしても、浮気してるのが全部バレバレだった東出さん、妻に気付かれ

ないと思っていたのか?

杏さんと元のさやに戻れば良いけど…。

お子さんも居るし、冷却期間を経て、夫婦関係を修復できたら良いな。