お盆休みに入る前にと昨日はミニシアターに行って来ました。
1本目に「メタモルフォーゼの縁側」を観ました。
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
鶴谷香央理の漫画「メタモルフォーゼの縁側」を、芦田愛菜と宮本信子の
共演で実写映画化し、ボーイズラブ漫画を通してつながる女子高生と老婦
人の交流を描いた人間ドラマ。
毎晩こっそりBL漫画を楽しんでいる17歳の女子高生・うららと、夫に先
立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人・雪。
ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来る。
美しい表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めてのぞく世界に驚き
つつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了される。
BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を
読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいく。
「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の岡田惠和が脚本を手がけ、「青くて痛く
て脆い」の狩山俊輔が監督を務めた。(映画.comHPより)
タイトルの「メタモルフォーゼ」には、変化・変身・変態などの意味が有ります。
この映画では、↓雪が住んでいる古い一軒家の縁側がポイントになってます。
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
何となく学生生活を過ごしているうららが雪と出会い、自分のやりたい事を見つ
け達成するべく、奮闘します。
うららは漫画家になる…というのではなく、同人誌を作りたいのでした。
数ページの同人誌、つたない画力ですが、それがまた温かさを感じさせます。
うららが書いた漫画のセリフ、「縁側で食べるカレーは美味しんだよ」が、映画
タイトルに反映されているのでした。
劇的な展開はなく、ほのぼのとしたストーリーだけれど、なにか良い感じ。
ボ~っと生きていたうららが、やりたい事を見つけ、生き生きとしてくる。
夫に先立たれ鬱々と暮らしていた雪が、BL漫画と出会い、人生がワクワクして
くる。
人生は楽しんだ者勝ちですよね^^
芦田愛菜と宮川信子、二人の演技はさすがでした。
地味な感じの映画ですが、観終わってから、段々と感動が深くなってくる映画で
したよ(^o^)