昨日は、午後からミニシアターに行きました。
まずは↓この作品を観ました。
(C)2019 ADNP - TEN CINEMA - GAUMONT - TF1 FILMS PRODUCTION - BELGA PRODUCTIONS - QUAD+TEN
「最強のふたり」のエリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ監督が
ケア施設に働く2人の男たちの実話を、ユーモアを交えて描いたヒュ
ーマンドラマ。
自閉症児をケアする施設「正義の声」を経営するブリュノ。
他の施設などで見放された子どもたちも断らずに受け入れる彼の施設
には、さまざまな問題を抱えた子どもたちであふれていた。
この施設では、ブリュノの友人のマリクに教育されたドロップアウト
した若者たちが働いている。
社会からはじかれた子どもたちをまとめて救おうとしていたブリュノ
とマリクだったが、無認可で赤字経営の「正義の声」に監査が入るこ
とになり、施設閉鎖の危機に迫られる。
ブリュノ役を「ブラック・スワン」「ジェイソン・ボーン」の、バン
サン・カッセル、マリク役を「アランフエスの麗しき日々」「世界の
涯ての鼓動」のレダ・カティブがそれぞれ演じるほか、本物の介護者
と自閉症の若者、その家族たちが多数キャスティングされている。
（映画．ｃｏｍＨＰより）
この映画、なかなかハードな内容でした。
自閉症にもいろいろな症状が有ります。
暴力的な症状とか、物事に固執する症状とか、うつ症状とか。
共通しているのは、自分の生活リズムが崩れると不安になって暴れる
ことだ。
自分では上手く伝えることができないけど、自分のルールが有るんだ
ろうな。
自分が亡くなった後にこの子はどうなるのか？…と心配する母親。
自分たちでは手に負えないから…と、無認可施設である「正義の声」
に子供を託す親。
政府の役人は、しょっちゅう警察騒ぎが起こる無認可施設である「正
義の声」の必要性を問う。
これは施設利用者の数に対し、施設職員の手が足りなくて、逃走する
入居者を探したり、利用者が暴力をふるって止められない時に警察を
呼ぶことになるからだ。
それに対しブリュノは「だったらなぜ、病院や弁護士や役所から、受
け入れを依頼する電話がひっきりなしにうちに掛かって来るのか？」
と言う。
「正義の声」が、皆からどれだけ望まれているか、ブリュノは役人に
問う。
ヨーロッパは日本より福祉先進国ですが、それでも無認可施設に対する
風当りが強いんですね。
キレイごとばかりじゃない話を見せてもらえました。
勉強になりました。
