Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「THE GUILTY ギルティ」

昨日(金曜)は会員デーで映画が1本千円で観られるので、シネコンへすっ飛んで行きました。
まず1本目は「ギルティ」を観ました。


電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目
され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サス
ペンス。
過去のある事件をきっかけに、警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室の
オペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日
を送っている。
そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。
車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼り
に、アスガーは事件に対処しなければならず…。(映画.comHPより)

出演人物は、主人公のアスガーと通報指令室の同僚だけで、殆どがアスガーの一人芝居となり
ます。
電話越しの緊迫したやり取りに、画面に引き込まれます。
実はアスガーは翌日に大事な裁判が有り、法廷に出廷しないといけません。
だけど交代時間になっても、この誘拐事件を解決するべく居残りします。
オペレーターは状況を聞き、警察官や救急車を迅速に手配するのが職務です。
管轄外の仕事だけど、警察官としての自分が事件を解決したいんですよ(-_-;)
アスガーは、翌日の裁判で正当防衛が認められれば、また警察官に復帰できるのです。
そう言うのも有り、余計にこの事件に肩入れしたのかな?

映画の中では通報指令室の中だけしか映りません。
全くの密室劇です。
誘拐されている女性の子供や元夫、警察官の時の相棒、上司、全てが声の出演です。
観客は電話口のやり取りだけで、状況を想像しないといけません。
ラストは本当に「えっ!」と思いますよ。
サスペンス映画好きの方にお勧めします(^o^)丿