Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「抱きしめたい 真実の物語」

今日は夜勤明けの夫を留守番させて、シネコンに行って来ました。
今日は2本観賞しました。
1本目は邦画「抱きしめたい 真実の物語」を鑑賞しました。
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北川景子錦戸亮が主演、HBC北海道放送でドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁 最期の
ほほえみ」としても紹介された実話を映画化したドラマ。
高校時代に遭った交通事故の影響で左半身がマヒし、記憶障害も抱えている女性つかさ。
それでも前向きに笑顔で生きる彼女に恋をしたタクシー運転手の雅己は、付き合っていた恋人
と別れ、つかさと真剣に向き合う。
いつしかかけがえのない存在となった2人は結婚を決意するが、周囲は猛反対。
それでも思いの揺るがない2人の間に新しい命が宿り、それぞれの親もついに結婚を認める。
しかし幸せの絶頂の2人に、非情な試練が待ち受けていた。
監督は、「カナリア」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦で、「どろろ」以来約7年ぶりに
長編映画メガホンをとった(映画.comHPより抜粋)
 
主人公のつかさは、同乗していた車に信号無視の車が突っ込んで来たために、生死の境目を
彷徨う。
目が覚めた時には、身体の自由を奪われ、記憶障害も発症していた。
映画の前半は、二人の出会いと恋愛を描いており、まさに恋愛ドラマの王道のストーリー展
開でした。
後半からは、一緒に人生を歩こうと決めた二人に、戸惑う双方の親も絡んで来ます。
つかさの母親が、障害を持った娘を心配し、雅己に「一年待ってくれ」と言う。
一時的にのぼせているだけかも知れないから、頭を冷やせと暗に言うのだ。
そして、つかさの看病記録のDVDや介護日誌を雅己に見せるのです。
意識不明のつかさに話しかけたり、リハビリをしている所を記録しているDVDを皆で見るの
ですが…。
記憶障害で母親だと認識できず、「家に帰る!お母さんに会いたい」と泣き叫ぶつかさ、
「お母さんは、ここにいるじゃないの!」という母親。
このシーンは切なくて泣きましたよ。
実際はもっと大変だったと思います。
…が、北川景子は熱演していました。
つかさの母親役の風吹ジュンや、雅己の両親役の國村隼角替和枝の演技がまた上手かった。
 
障害者と健常者の結婚は、生半可の気持ちでは無理だと思います。
お互いを信じあい、思いやる、それが根底に無ければ、結婚はできないだろう。
 
映画の終わりにエンドロールが流れて最後に、モデルとなった、つかささんと雅己さんが映
ります。
館内の灯りが点くまでは、席を立たないで下さい。
なかなかの良作でしたよ^^