今日は夜勤明けの夫を留守番させて、シネコンに行って来ました。
今日は2本観賞しました。
1本目は邦画「抱きしめたい 真実の物語」を鑑賞しました。
![画像1](https://eiga.k-img.com/images/movie/78163/gallery/main01_large.jpg?1396889741)
ほほえみ」としても紹介された実話を映画化したドラマ。
高校時代に遭った交通事故の影響で左半身がマヒし、記憶障害も抱えている女性つかさ。
それでも前向きに笑顔で生きる彼女に恋をしたタクシー運転手の雅己は、付き合っていた恋人
と別れ、つかさと真剣に向き合う。
いつしかかけがえのない存在となった2人は結婚を決意するが、周囲は猛反対。
それでも思いの揺るがない2人の間に新しい命が宿り、それぞれの親もついに結婚を認める。
しかし幸せの絶頂の2人に、非情な試練が待ち受けていた。
監督は、「カナリア」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦で、「どろろ」以来約7年ぶりに
長編映画でメガホンをとった(映画.comHPより抜粋)
主人公のつかさは、同乗していた車に信号無視の車が突っ込んで来たために、生死の境目を
彷徨う。
目が覚めた時には、身体の自由を奪われ、記憶障害も発症していた。
映画の前半は、二人の出会いと恋愛を描いており、まさに恋愛ドラマの王道のストーリー展
開でした。
後半からは、一緒に人生を歩こうと決めた二人に、戸惑う双方の親も絡んで来ます。
つかさの母親が、障害を持った娘を心配し、雅己に「一年待ってくれ」と言う。
一時的にのぼせているだけかも知れないから、頭を冷やせと暗に言うのだ。
そして、つかさの看病記録のDVDや介護日誌を雅己に見せるのです。
意識不明のつかさに話しかけたり、リハビリをしている所を記録しているDVDを皆で見るの
ですが…。
記憶障害で母親だと認識できず、「家に帰る!お母さんに会いたい」と泣き叫ぶつかさ、
「お母さんは、ここにいるじゃないの!」という母親。
このシーンは切なくて泣きましたよ。
実際はもっと大変だったと思います。
…が、北川景子は熱演していました。
障害者と健常者の結婚は、生半可の気持ちでは無理だと思います。
お互いを信じあい、思いやる、それが根底に無ければ、結婚はできないだろう。
映画の終わりにエンドロールが流れて最後に、モデルとなった、つかささんと雅己さんが映
ります。
館内の灯りが点くまでは、席を立たないで下さい。
なかなかの良作でしたよ^^