「ハンガーゲーム」「アメリカン・ハッスル」などに出演し、瞬く間に売れっ子女優になった
彼女の初主演映画(当時17歳)を、先日スカパー!で観ました。
「早熟のアイオワ」
売春婦の母親と暮らす少女の日々をつづった自伝的作品。
主人公アグネスを演じるのは、2008年製作の本作の後に「ハンガー・ゲーム」(2012年)や
「世界にひとつのプレイブック」(2012年)に主演して、活躍するジェニファー・ローレンス。
同じく後に「キック・アス」(2010年)で、ブレイクするクロエ・グレース・モレッツが妹役で共演
している。
1976年、アイオワ州の小さな町に暮らす14歳の少女アグネスの家には、夜ごとドラッグ
ディーラーや、賭博、セックスを目的とした男たちがやってくる。
母親はアグネスに売春を強要し、そんな絶望的な状況の中でも、アグネスは2人の幼い妹を
守りながら、必死に生き抜こうともがく。
しかし、やがてある事件が起こり…。(映画.comHPより抜粋)
この映画の原題は「THE POKER HOUSE」 (ポーカーハウス)です。
ポーカーをしながら、売春婦を待っていたり、飲んだくれてたり、ドラッグの売買をしたりする
場所(家)を指すスラングです。
暴力亭主から逃れるために、母親は子供3人を連れて、アイオワ州の小さな町に引っ越して
来た。
…が、ロクな仕事に就けず、娼婦になった。
精神状態がまともな時が無いぐらい、酒やドラッグにおぼれている。
そんな母親の代わりに長女のアグネスは、アルバイトを掛け持ちして、妹たちの面倒をみて
いる。
成績も優秀でバスケット部のエース。
普通の家庭なら、そろそろ高校進学の話が出る頃だが、母親は進学させるよりも、「あの男
は上手いわよ。あんたもそろそろ稼いだら?最初の男はあたしが選んであげる」などと言う。
「親は子供を選べるけど、子供は親を選べない」と言う言葉を思い出した。
何だかね~、生活費を稼ぐために娼婦になるのは仕方ないとして、子供の世話もせず、四六
時中、酒とドラッグに溺れてて、長女に娼婦になるよう言うのはどうかしら?
これは最低な親でしょう(T_T)
映画としては、少し物足りないかな?
まあ、ジェニファーの初主演映画ということで、お宝映画として観るぐらいかしら?
まだ初々しいジェニファー・ローレンスでしたよ。