Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

ロボットはトテチータ

今日は夫が当直勤務に入ったので、午後から映画を観て来ました。
いつものミニシアターに行って2本観ました。
 
1本目はインド映画「ロボット」
 
 
10年もの月日をかけて、バシー博士(ラジニ・カーント)は自分と同じ姿かたちをしたハイテク・ロボッ
チッティ(ラジニ・カーント)を開発。
さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、人間社会の規律や習慣を学んでいくチッティだったが、次
第に感情が芽生えるようになる。
やがて、博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に心を奪われ、強引に彼女に気持ちを伝えよ
とするが、それが博士の逆鱗(げきりん)に触れて解体されてしまう。
博士への激しい怒りと、サナへの絶ち切れぬ思いから、チッティは殺人マシンとなって復活を果たす
が…(シネマトゥディHPより抜粋)
 
もうね、ツッコミどころ満載の映画でしたね。
ターミネーター」と「僕の彼女はサイボーグ(邦画)」と「ムトゥー踊るマハラジャ」が混ざった感じの
映画でしたよ(^o^)
群舞ダンスはさすがですし、ロボット開発されているシーンは「ターミネーター」を彷彿させます。
この映画は、ハリウッドから一流スタッフを呼び寄せて、特殊メークやCG技術も取り入れて、37億
円もの費用を掛けて作った作品なんですよ。
 
バシー博士は、救助活動や国を守る兵士の代りとして、働き手としてのロボットを開発したのだった。
しかし、ロボットには感情が無いため、火事で逃げ遅れた女性を救助したとき、風呂に入っていて素
っ裸だったのを抱えて、そのまま報道カメラの前に連れて行ってしまうのだ。
慌てた博士は自分の上着を女性に着せるのだが、恥ずかしい思いをした彼女はその場から隠れよ
うと走りだし、車にはねられて死んでしまう。
せっかくの救助活動が非難を浴びることになってしまったのだ。
やっと完成したロボット技術を無駄にしたくない博士は、チッティに感情を埋め込むべく神経回路の
改良に取り組むのだが…。
感情を持ったチッティは、次第に博士の命令を聞かなくなる。
この辺りのストーリーは、ターミネーターの真似してますね(-_-)
 
前半は博士とチッティの友情物語で、後半はサナを巡っての戦争映画になります。
ちょっと、戦闘シーンが長すぎた気がしますね。
あれほどまで引っ張らなくてもね~…と思いました。
食傷気味になりました。
それにしても、インド映画のお決まり、群舞ダンスはさすがでした。
楽しめる映画ですが、ツッコミどころが満載なので、夫には見せられませんわ。
あれがどうした、これはおかしい…とうるさくてしょうがないからね(>_<)
機械はやはり、感情は持たずに単純労働に徹した方が、世界平和につながるのね…。
 
2本目は「トテチータ・チキチータ

 
 
経営していた設計事務所が倒産してしまった木村(豊原功補)は、下町のおもちゃ屋で謎めいた
少女・凛(寿理菜)に声を掛けられる。
やがて、詐欺めいたリフォームの仕事をするために福島へとたどり着いた木村は、彼女と再会を
果たし、健人(葉山奨之)という高校生とも知り合う。
どこか奇妙な縁と親近感を感じる木村に向かって、凛は衝撃的な事実を告げる。
それは、自分たちが前世で家族であり、母親が凛、父親が健人、その間に授かった息子が木村
だというものだった。
健人(葉山奨之)は原発事故で避難を余儀なくされた高校生。
凛は両親が離婚、父のふるさとである福島へやって来た。
彼らをずっと待っていたのは、戦争以来ひとりぼっちで生きてきた木村の妹・木暮百合子(松原
智恵子)だった。(シネマトゥディHP、goo映画HPより抜粋)
 
この映画は不思議な能力を持っている、凛が書いたイラストの龍「トテチータ」から題名が付いて
いる。
生まれ変わりだなんて…ね。
一番年長の松原智恵子が、一番幼い妹役で、小学生の凛が母親で…。
分け分からない感じですが、凛は現世で会った事が無い健人の名前や百合子の名前を知って
るのだ。
そして自分(凛)が、空襲で亡くなった時のことも覚えているのだ。
凛は他人と違う能力を持っていることで、「嘘つき呼ばわり」されてイジメられるんです(T_T)
切ないシーンでしたよ。
でも最後には、皆が理解するんです。
凛は嘘つきでは無かったと…。
 
この映画は全編福島県内でロケされました。
「この先、立ち入り禁止」の看板前までカメラが映してました。
家族の絆や、人とのつながりの尊さを描いた作品です。
ファンタジー映画なので、かなり好みが分かれる作品だと思います。
 
全く趣向が違う映画の2本立てだったので、感想をUPするのに1時間半も掛かってしまいまし
た^_^;