Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「首」

夫実家から戻り、30日の午後、ミニシアターに行きました。

1本目に観たのは「首」です。

画像12

(C)2023KADOKAWA (C)T.N GON Co.,Ltd

北野武が構想に30年を費やして監督・脚本を手がけ、「本能寺の変」を題材

に壮大なスケールで活写した戦国スペクタクル映画。

武将や忍、芸人、農民らさまざまな人物の野望と策略が入り乱れる様を、バ

イオレンスと笑いを散りばめながら描き出す。

天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と

激しい攻防を繰り広げていた。

そんな中、信長の家臣・荒木村重が謀反を起こして姿を消す。

信長は明智光秀羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の

捜索命令を下す。

秀吉は弟・秀長や軍師・黒田官兵衛らとともに策を練り、元忍の芸人・曽呂

新左衛門に村重を探すよう指示。

実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙って

いた。

北野監督がビートたけし名義で羽柴秀吉役を自ら務め、明智光秀西島秀俊

織田信長加瀬亮黒田官兵衛浅野忠信羽柴秀長大森南朋、秀吉に憧

れる農民・難波茂助を中村獅童が演じる。(映画.comHPより)

 

う~ん、斬新な解釈の「本能寺の変」でした。

タイトルが「首」なだけに、首を切り落とすシーンが多く、スプラッター

画が苦手な人にはお勧めできません。

「首切り」と「男色」がテーマ?

荒木村重明智光秀をそういう仲に描くとは…。

そして「首」を取ることで手柄を取り、出世しようと武士も農民も、一喜一

憂する。

出世競争は現代社会にも繋がる感じ。

この映画、ビートたけし演じる豊臣秀吉が、狂言者のようにストーリーを回

します。

出演してる俳優は殆どが、歴代の北野監督作品に出演してる役者で、楽しん

で演技しているように視えました。

中でも加瀬亮、サディスティックな信長を見事に演じました。

方言も旨かった。

好き嫌いが分かれる映画です。

私は二度は観ないかも?