Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「岬のマヨイガ」

観たかった映画が一日に一回上映になり、天気もハッキリしないし、緊急事態

宣言中だし、でも何か映画が観たい…と思い、徒歩圏内に在るシネコンに昨日

行って来ました。

観たのは↓「岬のマヨイガ」です。

ポスター画像

(C)柏葉幸子講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会

児童文学作家・柏葉幸子が、東北の民話を盛り込みながらつづった同名

ファンジー小説をアニメーション映画化。

ある事情から家を出た17歳のユイと、両親を事故で亡くしたショック

で声を失った8歳のひより。

それぞれ居場所を失った2人は、不思議なおばあちゃん、キワさんと出会

い、岬に建つ古民家「マヨイガ」で暮らすことに。

そこは“訪れた人をもてなす”という、岩手県に伝わる伝説の家だった。

マヨイガとキワさんの温もりに触れ、2人の傷ついた心は次第に解きほぐ

されていく。

そんなある日、「ふしぎっと」と呼ばれる、優しい妖怪たちがキワさんを

訪ねマヨイガにやって来る。

主人公ユイの声を芦田愛菜が演じる。

アニメ「のんのんびより」シリーズの川面真也が監督を務め、「ヴァイオ

レット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が脚本を担当。

(映画.comHPより)

 

東日本大震災の避難所で知り合った、ユイとひより。

ひよりは両親が交通事故で亡くなり、ショックのあまり声が出なくなった。

親族に引き取られた先で震災に遭い、親族が亡くなり天涯孤独になる。

ユイは両親が離婚し、親権を持った父親に、厳しく意見を押し付けられる

生活に反発して家出し、東北を回っている時に被災した。

避難所で市役所の職員にあれこれ聞かれ、答えに窮していた時、キワお婆

さんに声を掛けられ、成り行きで孫として一緒に暮らすことになった。

岬に在る古い民家。

外観は古いけど、内観はとてもモダンに修繕して在った。

家自体が生命体で有り、訪ねて来た人をもてなしてくれます。

破った障子は自然に直り、お風呂はちょうどよいお湯加減に沸き、水が

飲みたいと言えば、コップに入った水が突如出現。

氷が欲しいと言えば、コップの中から氷が浮かび上がる。

そして、不思議な能力を持ったキワお婆さん。

ユイとひよりは驚きながらも、マヨイガとお婆さん、訪ねてくる河童など、

妖怪たちを受け入れる。

血の繋がりが無い3人が、マヨイガ迷い家)と呼ばれる妖怪屋敷で家族

として暮らしていきます。

民話や妖怪、妖怪退治シーンも出て来ます。

意外に面白かったです。

情報を一切入れずに観に行きましたが、この映画は当たりでした。

 

ユイの声を芦田愛菜が吹き替えてますが、かなり良いです。

女優だけでなく声優もイケるんじゃない?

キワお婆さんの声は、大竹しのぶが吹き替えましたが、ちょっとイメージに

合わなかった気がしました。

この映画、TVでCMは流れていませんでしたが、かなりお勧めですよ♪

なかなか秀作だと思いました。