今日はミニシアターに行きました。
今回は初めて「八丁座」(はっちょうざ)に行きました。
いつも行くミニシアター「サロンシネマ」と、同じ経営です。
とても素敵な映画館です^^
2本観て来ました。
1本目は「オフィシャル・シークレット」を観ました。
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イラク戦争開戦前夜に、英米政府を揺るがせた告発事件を、キーラ・ナイト
レイ主演で映画化した、ポリティカルサスペンス。
2003年、イギリスの諜報機関GCHQで働くキャサリン・ガンは、アメリカの
イラクを攻撃するための違法な工作活動を要請するその内容に、強い憤りを
感じた彼女は、マスコミへのリークを決意。
2週間後、オブザーバー紙の記者マーティン・ブライトにより、メールの内容
が記事化される。
キャサリンは自分がリークしたことを名乗り出るが、告発も空しくイラク侵
攻は開始され、彼女は起訴されてしまう。
キャサリンを救うため、人権派弁護士ベン・エマーソンらが立ち上がるが…。
弁護士エマーソン役に名優レイフ・ファインズ、記者ブライト役にテレビシ
リーズ「ドクター・フー」のマット・スミス。
監督は「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」のギャビン・フッド。
(映画.comHPより)
「9.11」が起こった後、ブッシュ大統領は「悪の枢軸」と言い出し、イラク
が核爆弾などの「大量破壊兵器」を持っている、「9.11」の黒幕はフセイン
大統領だと決めつけました。
結局、どこを探しても大量破壊兵器は見つかりませんでした。
この映画では、イギリスの諜報機関GCHQに勤務する女性職員が、イラク戦争
に関わるイギリス政府の不正を発見し、正義感から情報をマスコミにリークす
る実話を描いています。
雇用契約の際に「機密保持の誓約」を交わすので、知り得た情報を口外しては
なりません。
だけどキャサリンは、正義のために一連の不正を公表します。
政府はキャサリンの夫が難民申請していることを逆手に取り、不法入国者扱い
し、強制送還しようとします。
まるで日本の森友・加計問題みたいです。
不正を内部告発したら、組織は全力で潰しにかかりますからね。
しかし、見捨てる者が居れば、助ける者もいる。
主人公キャサリンを演じる、キーラ・ナイトレイの演技が素晴らしいです。
正義を貫くキャサリンは、どうなるのか?
最後までハラハラします。
骨太な作品、是非ご覧になって下さい(^o^)丿