Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ジョーンの秘密」

2本目は「ジョーンの秘密」を観ました。

ポスター画像

(C)TRADEMARK (RED JOAN) LIMITED 2018

スパイ容疑で逮捕された、80代の老女の数奇な実話をもとにした、ジェニー・

ルーニーのベストセラー小説を「恋におちたシェイクスピア」のオスカー女優、

ジュディ・デンチ主演で映画化。

夫に先立たれ、仕事も引退し、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送ってい

たジョーン・スタンリーが、突然訪ねてきたMI5に逮捕されてしまう。

彼女にかけられたのは、半世紀以上も前にロシアのKGBに、核開発の機密情報

を漏えいしていたというスパイ容疑だった。

ジョーンは無罪を主張するが、外務事務次官のW・ミッチェル卿の死後に見つ

かった資料などから、彼女の驚がくの過去が次々と明らかとなる。

ジョーン役をデンチ、若かりし頃のジョーン役を「キングスマン」のソフィー・

クックソン、ロシア人の恋人レオ役をテレビシリーズ「女王ヴィクトリア」の

トム・ヒューズがそれぞれ演じる。

監督はデンチの舞台作品の演出を数多く手がけたトレバー・ナン。

(映画.comHPより)

ケンブリッジ大学で物理学を専攻するジョーンが、ユダヤ系ロシア人の同級生

ソニアに、従弟のレオを紹介されます。

弁舌が立ち、ハンサムなレオに魅かれて行くジョーン。

…が、レオはジョーンを利用しては、何度も連絡を絶つ。

ジョーンが原爆開発を研究している教授の研究室に職を得ると、情報を引き出す

よう協力させる。

ジョーンは、敵国も原子爆弾を持つと、お互いがけん制しながらも、原子爆弾

利用しない(できない)から、戦争の抑止力になると考え、設計図のコピーを渡

します。

ジョーンは売国奴なのか?

それとも平和功労者なのか?

何が正しいのか、分からなくなります。

国家の機密を敵国に漏らすのは、反逆罪です。

だけど、第二次世界大戦以降、原子爆弾が投下された国が出ていないのは事実

です。

やはり核兵器を持つことにより、抑止力に成りえているのか?

ジョーンの若い頃を演じたソフィー・クックソンが熱演してました。

この映画も実話物でした。

「事実は小説より奇なり」じゃないですが、最近、実話をベースにした作品が

多いですね。

この映画、ジュデ・デンチが出演してるので観ましたが、若手も良い役者が出

て来ましたね。

戦時下におけるスパイ活動もですが、恋愛(不倫)も出てくるので、意外とこ

の映画、恋愛映画として観るのも良いかも知れません。