Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

夫婦の絆に感動!

夫が寝落ちしたので、平和にテレビを見ています^^
久しぶりに「金スマ」を見たら、内藤やす子さんが出ていました。
暫く姿を見ないと思っていたら、脳出血で10年間闘病されていたとのこと。
発症当時は、記憶喪失に認知症のような行動、覚えているのは夫のマイケルさん
のことだけ。
自分が歌手であったことさえも覚えていなかった。

内藤さんと夫のマイケルさんとは21歳の年の差がある。
英会話教室で働いていたマイケルさんが、職場の人に連れられて行った六本木
のバーで、飲みに来ていた内藤やす子さんに一目ぼれし、2年間の交際期間を
得て1995年に結婚されたそうだ。

内藤さんは2005年にディナーショーの最中に病気を発症、そのまま病院に担ぎ
込まれた。
5年間は短期記憶さえも覚えられなくて、昨日行った場所の記憶も覚えていない
有り様だった。
出口が見えないトンネルの中で、マイケルさんは一生懸命に内藤さんを支えて
来ました。
去年、当時のプロダクションの社長が「もう一度、歌ってみないか?」と声を掛け
てくれたそうだ。
そのプロダクションの社長は、内藤さんが再び歌えるようになるのを信じて、闘
病している10年間、プロダクションに席を置いてくれていたのです。

1年に渡る特訓を経て、今夜復活ライブが金スマで放送されました。
「弟よ」「思い出ぼろぼろ」「六本木ララバイ」の3曲を歌われました。
完全復活とは言えないけれど、見事に歌われました。
歌に感情が込められなくて、歌手として致命的だと内藤さんは悩まれてました
が、1曲目より2曲目、2曲目より3曲目…と、歌に感情を込めて立派に歌われ
ました。

内藤さんを介護している間、マイケルさんは離婚は考えなかったそうだ。
内藤さんもマイケルさんの献身的な介護のお蔭で、ここまで回復できたと言っ
ていた。
マイケルさんの愛情に応えたかったとも言っていた。
現在、内藤さんは65歳、マイケルさんは44歳。
歳の差を感じさせない、とても仲睦まじい夫婦でした。
夫婦の絆に感動した私でした。