一本目に「体脂肪計タニタの社員食堂」を鑑賞した私、二本目は「ヒッチコック」を観ました。
「ヒッチコック」
サスペンスの帝王アルフレッド・ヒッチコックと、その妻で編集者・脚本家のアルマ・レビルの関係性
を描きながら、傑作サスペンス「サイコ」(1960)の成功の裏に隠された、知られざる物語を描く伝記
ドラマ。
その作品の評価とは裏腹に、監督としてはアカデミー賞に嫌われ続け、受賞に至らずにいたヒッチ
コックは、後にサスペンス映画の金字塔となる「サイコ」の製作に着手する。
しかし、その斬新さゆえになかなか資金も集まらず、数々の困難に直面。
その過程で最大の理解者のはずの妻との関係まで揺らぎ始めていく。
ヒッチコックに扮するのは名優アンソニー・ホプキンス。
妻アルマ役にヘレン・ミレン。
「サイコ」のシャワー・シーンで有名な女優ジャネット・リーをスカーレット・ヨハンソンが演じる。
(シネマ.comHPより抜粋)
子供の頃にテレビ(再放送)で「ヒッチコック劇場」を観た記憶があります。
熊倉一雄さんが吹替えしてました^^
アンソニー・ホプキンスがよく特徴を掴んでましたよ。
おぉ~ヒッチコックだわ…と思いました。
出来あがった「サイコ」をお偉方に試写で見せたら、不評だったんですよ。
映画会社が製作に反対して、家を抵当に入れて借金して作った映画がダメだしを喰らいます。
ヒッチコックは帰宅して、ヤケ酒しながら愚痴るんです。
そして妻のアルマに八つ当たりするんです。
いつもは黙って我慢しているアルマ、ブチ切れました。
自分は今まであなたを支えて来て、あなたの映画に全て関わって来た。
あなたが女優と浮気しようが、黙っていた。
映画が成功するとあなたが前に出て、私はあなたの後ろか、良くて横に
いた。
今夜の試写が不評なら、再編集すれば良いじゃない!
まだ間に合うわよ。
グズグズ言わずに明日から再編集するのよ!…と、ヒッチコックを怒るのです。
あまりの剣幕に、ヒッチコックは黙り込み、アルマに従うのでした。
そういう訳で、アルマが編集を手伝い、私達が観た名作「サイコ」が出来あがったのでした。
冒頭のシャワーシーンではBGMは入れてなかったのに、アルマが説得して恐怖を煽るBGMが
入ったのでした。
裏話的な内容なので、私が想像していたのとは違う感じでした…が、「あなたの知らない真実」
的な映画なので楽しめると思います。
人の結婚様式を巡ってのドタバタコメディーに出て来たセリフを思い出しました。
「男は頭、女は首、首が動く方向に頭は動く」
言い得て妙ですね(^◇^)