Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ブタのいた教室」

また天気下り坂です。
薄日は差しているけれど、午後からまた雨になるようだ。
私がよく遊びに行くブログの方で、福岡に住んでいる方がいらして、ワンコを飼われて
いるのだけど、この雨続きでどうしてるかな?
土砂降りだと散歩にも行けず、ワンコは外に出たいだろうな…。
 
ところで、昨日「ブタのいた教室」を放送していたので見ました。
妻夫木くんが担任の先生役でしたね。
最初に「命の大事さを学ぶこと」を考え「育てて食べること」を目的に、ブタを買うことを
決める。
子供たちはブタを飼うことが嬉しくてしょうがない。
「せっかくだから名前をつけよう!」と言う。
もちろん妻夫木くんは「名前をつけるのは…」と難色を示す。
そう名前を付けると「特別な物」になり得て、別れが辛くなることを知っているから。
 
子供たちは一生懸命にブタの世話をする。
小さな子ブタは大きくなり、子供たちの手では世話が難しくなっていく。
だけど皆、ブタのPちゃんが可愛くて仕方ない。
…で、卒業式が近くなり、最終的に「食べる」(食肉センターへ送る)か「食べない」(引き
続き在校生で飼育する)かで、クラスの意見が分かれてしまう。
私はてっきり子供たちに、ブタの解体を見学させるのかと思ったが、さすがにそれはさせ
ずに食肉センターに任せるのですね。
結局、卒業式間近まで意見が分かれている。
確かこの映画、最後の討論部分は脚本が無くて、子供たち自身で感じたことを自由に発
言させていたんじゃなかったかな?
あんまり書くとまだ観て居ない方もいらっしゃるだろうから、粗筋はこの辺で切り上げます。
 
私は動物が出る映画は好きなのだが、観ると感情移入しすぎて辛くなってしまいます。
もし飼育してたら、家族のように思ってしまうので、養豚業や畜産業の家に生まれて来な
くて良かったと思います。
家で牛が生まれたら勝手に名前を付けて世話をして、出荷するときに「うちの太郎が次郎
が…」と泣いてしまうこと間違いない(+_+)
私は肉をあまり食べませんが、皆無ではないのです。
こうして育ててもらって、解体してもらい、肉屋の店先でグラムいくらで売られてるわけで
すから、食べるということはキレイごとじゃないんです。
 
テレビを泣き泣き見てる私を横目に夫は、「やっぱり食べることを目的に飼ったのだから、
ちゃんと食べないといかん。やっぱり豚カツかな~」などとのたまう。
夫は仕事柄なのか性格なのか、超現実的な男である。
「もし~だったら?」などと聞こうものなら「未来のことは分からない」と答えますから(>_<)
 
あの映画に出演してた子供たちは、「命の大事さ」を感じてくれたかな?
最近は食事前に「いただきます」ということばを言わない子供がいるそうだ。
ありとあらゆる物に命があり、自分のために命を投げ出してくれてるのだから、「大事な命
を頂戴します」と感謝して「いただきます」と言わないといけません。
…って、お父さんお母さん達は家庭でちゃんと躾てね。
私も夫にちゃんと「いただきます」と「ごちそうさま」を言わせてますから(*^^)v