Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「クライ・マッチョ」

昨日、朝一番に近所のシネコンに行って来ました。

観たのは「クライ・マッチョ」です。

ポスター画像

(C)2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

許されざる者」「ミスティック・リバー」「アメリカン・スナイパー

ど、数々の名作を生み出してきたクリント・イーストウッドが監督・製作

主演を務め、落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年と共

にメキシコを旅する中で「本当の強さ」の、新たな価値観に目覚めていく姿

を描いたヒューマンドラマ。

1975年に発刊されたN・リチャード・ナッシュによる小説を映画化した。

かつて数々の賞を獲得し、ロデオ界のスターとして一世を風靡したマイク・

マイロだったが、落馬事故をきっかけに落ちぶれていき、家族も離散。

いまは競走馬の種付けで細々とひとり、暮らしていた。

そんな或る日、マイクは元の雇い主から、メキシコにいる彼の息子ラフォを

して連れてくるよう依頼される。

親の愛を知らない、生意気な不良少年のラフォを連れて、メキシコからアメ

カ国境を目指すことになったマイクだったが、その旅路には予想外の困難

や出会いが待ち受けていた。(映画.comHPより)

タイトルの「クライ・マッチョ」ですが、ラフォが飼っている鶏(闘鶏)の名

前が「マッチョ」なのです。

つまりは「鳴け!マッチョ」という感じ?

この鶏は、家出したラフォが保護した野良鶏でね。

懐いたのでそのまま飼って、たまたま闘鶏に出したら、強い鶏(横綱?)に勝

ったとか。

…で、名前を「マッチョ」にしたのでした。

以降、ラフォはマッチョを戦わせ、生活費を稼いでいた。

イーストウッド演じるマイクは、恩人からの依頼に報いるため、ラフォを探し

にメキシコへ入る。

ラフォが何故、裕福な家を出て、路上生活をしているかを知ったマイク。

追って来るラフォの母親の愛人や警察を振り切り、片田舎に身を潜める。

そして恩人であるラフォの父親の真意を知った時、マイクは…。

Make it Yours. 自分の事は自分で決めろ。と、ラフォに言うのです。

さすがのイーストウッドも、歳には勝てません。

歩くだけのシーンも足取りがヨボヨボしてました。

だから派手なアクションシーンが無かったのか?

この映画は「グラントリノ」と「マディソン郡の橋」を合体させたロード

ムービーみたいな映画でした。

只、↑の映画と違い、ラストがハッピーエンドになるのがよろしいわ。

出演者が皆、地味目な俳優さんなので、花が無いと言えば無いです。

でも、イーストウッドは派手なドンパチ映画よりも、静かな映画を撮りた

かったんだろうな。

ともあれ、人情味あふれた映画でした。

私は好きなタイプの映画です^^