Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

気合ですか?

4月30日に平尾受刑者が逮捕され、向島は平穏な日常に戻りました。
…が、平尾受刑者が逮捕されたのは広島駅の近くでした。
どうやって島抜けしたのか、皆が気にしてました。
取り調べで、泳いで対岸に渡ったのが分かりました。

向島の桟橋回りでインタビューを受けた40代後半?の漁師さん、インタビュアー
が「水温も低いし、流れが速いですが泳いで渡れますか?」の問いに、「う~ん、
気合じゃろ。気合で泳いだんじゃろ。一日に四回、潮の流れが止まる時間が有る
しね」と答えていた。
そうよね、人間必死になると思わぬ力が出るわ。
「火事場の馬鹿力」ですね。


海の専門家?である夫も、「潮は一日4回止まる」と言ってました。
その時間帯を狙って泳いだのか?
渡し船フェリーの運航が終る時間は夜10時台だ。
真っ暗な海を泳ぐのは方向感覚が分からなくなるのでは?…と、夫に聞くと対岸
に街灯が有るから、それを目印に泳げば良いと言った。

でも、平尾受刑者は潮の流れが止まるとか考えずに、ビニール袋に衣服を入れ
て身体に縛って、下着姿で泳いで渡ったそうだ。
「必死に泳ぎました」と供述したそうです。
凄いわね、人間は「気合と根性」で困難を乗り切るのね。
平尾受刑者は、あと半年我慢すれば仮出所できたのに、それが我慢できなかっ
たと供述していた。

毎日、取り調べで分かった事が三面記事に掲載されている。
事実が判明すればするほど、ここまで頑張れたなら(23日間も逃亡できたなら)、
残り半年が我慢できなかったのかしら?
まあ本人しか分からない事だから、他人がとやかく言う事じゃないけど、ここで
辛抱できないなら、出所して何処へ行っても辛抱できない気がするけど…ね。
平尾受刑者は、気合と根性の使い方がちょっと違ったのね。
そして、取り調べは続くのであった。