昨日は遅れて上映されていた映画「ギフテッド」を観に行きました。
2週間しか上映が無いので、慌てて行きました。
をとったファミリードラマ。
生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリーは、独身の叔父フランクとフロリダの小さな町で、
ささやかながら幸せな毎日を送っていた。
しかし、メアリーに天才的な特別な才能が明らかになることで、静かな日々が揺らぎ始める。
メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクのもとに、フランクの母イブリンが現れ、孫のメアリー
に英才教育を施すため2人を引き離そうとする。
そんな母に抵抗し、養育権をめぐる裁判にのぞんだフランクには、亡き姉から託されたある秘密
があった。(映画.comHPより)
アメリカ人は「特殊な才能」は、「神から貰った贈り物」と考えているようで、日本なら「天才」とか
名称を使うけれど、「贈り物」という表現をするようだ。
主人公のメアリーは7歳にして、数学者なみの知識を持ち理解している。
一般の小学校の授業はバカらしくて面白くない。
だけど、叔父のフランクは姉の願いだからと、普通の小学校へ通わせる。
フランクの姉、両親、祖母と全員が知能が高く、ギフトを受け取った人達だ。
俗に言う、「頭が良い人」にも程度が有って、「ものすごく頭が良い人」になると、他者との関わり
方が分からないのか、他人を思いやる気持ち、他人の痛みを理解しようとする気持ちが欠落し
ている人が多いようだ。
孫娘のメアリーの行方を探していた祖母イブリン。
イブリンは数学者の自分の後を継がせるべく、娘の生活を厳しく管理していた。
学校も友達も、全て管理される生活に疲れた娘は自死してしまう。
姉からメアリーを託されたフランクは、大学の准教授の職を捨て、メアリーを「普通の人」として
育てるべく、フロリダの田舎に移り住んだのでした。
祖母イブリンは新たな希望となるメアリーを育てたい、フランクは普通の子供として静かな生活
を送らせたい、メアリーはもっと高度な勉強をしたい、それぞれの想いが交差します。
メアリーのためにと一時は諦めたフランクだが、或る事を知り、切り札を出します。
或る時はオシャマで可愛く、或る時は小憎らしく、名演技を魅せてくれます。
そして、良き隣人ロバータ役のオクタビア・スペンサーが、良い味を出してます。
あっ!大事な脇役を忘れてました。
メアリーの飼い猫、一つ目のフレッドです。
原因は分かりませんが、片目が潰れてます。
フレッドがメアリーの窮地を救ってくれます。
なかなか良い映画でした。
お勧めしますよ(^o^)丿