先週から放送が始まったドラマ「営業部長 吉良奈津子」、身につまされるセリフが
たくさん出て来ます。
主人公の吉良奈津子(松嶋奈々子)は、広告会社でバリバリ仕事をしていたディレ
クターでした。
多数のCMを作成し、賞を受賞するほどの手腕。
結婚出産し、3年後に職場復帰したら、いきなり営業開発部長の辞令を受ける。
現場でCM作成していた奈津子にとって、営業部への異動は、まさに青天の霹靂
だった。
「早く戻って来てくれ!待ってるぞ。」と言っていた社長には陰で、「3年も休めると
は女はいいね」と言われ、営業部の女性派遣社員には「仕事も家庭も子供もと言
う女にはイラっとする」と言われる始末。
帰宅が遅くなった奈津子の代わりに、「飲み会を断って、子供を保育園に迎えに
行って、食事を作り、風呂にも入れて寝かせた」と、夫に育メンぶりを自慢されて、
「女は毎日やってる事だ」と、作りっぱなしで片付けていない食器や調理器具を
洗いながら腹を立てる奈津子。
とも帰りが遅くなるときに、ベビーシッターをお願いするのだが…。
深雪が今後、奈津子夫婦の関係を壊していくことになりそうな予感がします。
時代が変わっても、子供が小さいうちは家にいて育児をするべき、働きに出るの
はオカシイ!…という考えなのね。
女は結婚して退職、もしくは妊娠して退職するべきで、育休して職場復帰すること
は、会社には迷惑だということか?
今日放送の回では、姑がやって来て奈津子に仕事を辞めるように言うようだ。
誰も味方がいない状態で、奈津子はどうするのか?
今日も見逃せませんわ。