Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

ヒトのオス

いろいろな方のブログに遊びに行ってると、結構皆さんペットを飼われてて
ペットの写真やペットの成長記録を書かれてる方が多いです。
うちは転勤族で社宅住まいなので、人間以外の生き物は飼えません。
 
亡くなったロシア語同時通訳家でエッセイニスト、米原万里さんの著書に
「ヒトのオスは飼わないの?」というのがある。
生涯独身で過ごされた米原さんだが、いつも犬猫を複数匹飼っており、この
著書を書かれたときは、猫4匹、犬2匹を飼われてたとか。
その楽しい生活ぶりを年賀状で報告したところ、恩師から「猫犬もいいけれど、
そんなことより、早くヒトのオスを飼いなさい、ヒトのオスを!」と言われて、後に
上梓されたこの本のタイトルになったとか(^o^)
 
タイトルを見るとドキっとしますが、内容はペットとの日常生活が述べてあって
極めて健全な本です。
米原万里さんの著書はいろいろ読みましたが、ユーモアや一匙の毒気もあって
楽しめます。
「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」や「ガセネッタ&シモネッタ」は面白かった
な。
 
引越し荷物をまとめつつ、積ん読状態の文庫本たちに「引越し終わったら読む
からね」と7カ月前にも言ったセリフを繰り返す私。
大丈夫、今度は3年は移動しないハズだから、読む時間はあるよ(+_+)