今話題の「モラルハラスメント」ですが、昨夜NHKでドラマ「全力離婚相談」を見ていたら、「モラ
ハラ夫」との離婚相談の回でした。
ええ、60代の夫は「誰に食わせてもらってるんだ!」「何をしてるんだ、グズグズするな!」と妻
をなじることしかしません。
結局、自分が面倒を見てやっているから生活ができるんじゃないか…というのが根底にあるよ
うです。
最終的に、夫婦で営んでいた和菓子屋の権利は夫婦共同となり、離婚することになりました。
これね、私の父もそうだけど(酔っぱらって殴る蹴るはしなかった)、言葉の暴力は他人には分
かりません。
なかなか証明できないんですよね。
四六時中、ICレコーダーを持ち歩いて録音するしか有りません。
先週発売の週刊誌の見出しにもなってましたが、「外面が良い夫」は特に「モラハラ」が酷いよ
うです。
ええ、私の父も外では「良い人」だと思われてます。
酔っぱらって暴言を吐いて、母を傷つけていました。
…で、問題なのは、自分が吐いた言葉がどれだけ妻を傷つけているのかが分かっていないっ
てことなんです。
自分はいつも正しくて、他人が言うことが間違っている…と思っているから、全く気付かないん
ですよ。
トンチキ夫もそうです。
何を言っても、私が傷つかないと思ってます。
今日のお昼に、また戯言を言うので、「どうしてそういうことを言うのかしら?私と別れたいから、
ワザと嫌われるようなことを言うの?私から離婚すると言わせたいの?」と言うと、夫が黙りま
した。
そして曖昧に笑いました。
まさか私が反撃するとは思っていなかったようだ。
自分さえ黙って我慢していれば良い…と思ってましたが、今年は違います。
ちゃんと自己主張して自己解放しますよ。
元旦に誓いましたからね。
それにしても、夫が自分の「モラハラ」に気付くのはいつだろうか?
人間どんな悪い人でも、死ぬ前に良い人になるそうだから、死ぬ前か?