2本目には「箱の中の羊」を観ました。

(C)2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.
「怪物」「万引き家族」の是枝裕和監督が、綾瀬はるかとお笑い
コンビ「千鳥」の大悟を主演に迎え、亡き息子の姿をしたヒュー
マノイドを迎え入れた、夫婦の物語をオリジナル脚本で描いた長編
映画。
少し先の未来。
建築家の甲本音々(おと)と、その夫で工務店の2代目社長を務め
る健介は、2年前に亡くした息子・翔の姿をしたヒューマノイドを
迎え入れることになる。
ヒューマノイドが到着した日、翔と同じ笑顔と声をした彼を音々が
喜んで迎える一方で、健介は戸惑いを隠しきれず硬い表情を浮かべ
る。
家族の時間は少しずつ動き出すが、やがて予期せぬ事態が起こり、
夫婦が息子の死に対して、それぞれ抱えていた想いがあらわになっ
ていく。
そんな中、ヒューマノイドの翔はひそかにヒューマノイドの仲間たち
とつながり始める。
夫婦の亡き息子・翔とその姿をしたヒューマノイド役には、オーディ
ションで200人以上の中から選ばれた、桒木里夢を抜てき。
音々の妹・小滝亜利寿役で清野菜名、健介が経営する工務店タマケン
の従業員・日高玄役で寛一郎、音々の母・西村信代役で余貴美子、
タマケンの熟練工・山縣昭男役で田中泯が共演。タイトルの「箱の
中の羊」は、サン=テグジュペリの名作小説「星の王子さま」の
1節に由来する。
2026年・第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
(映画.comHPより)
子供を亡くした夫婦が、悲しみや寂しさを癒やす為、ヒューマ
ノイドを「試供品」として迎え入れた事から起きる、様々な
日常を描いています。
前半は息子の翔(かける)が戻って来たかのように錯覚し、
戸惑いながらも夫婦の日常が、華やかになっていきます。
…が、後半は毛色が変わって行きます。
まるで映画「ブレードランナー」に出て来る「レプリ
カント」のように、ヒューマノイドが自らの意志で行動
し始める。
いつの間にか翔は、他のヒューマノイド達とつながりを
持ち、仲間を増やしていきます。
ストーリー展開が、ヒューマンドラマからファンタジーに
変わります。
こういうのも有り?
ともあれ、綾瀬はるかと千鳥の大吾は、思いのほか、夫婦
らしかったです。
子供を亡くして、お互い胸に秘めた思いをぶつけ合う
シーンには、ヤラれますよ。
良い演技でした。
それにしても、お笑い芸人は演技が上手いですね。
引き込まれましたよ。
この映画、ストーリーが曲のように転調していく映画です。
悲しみが昇華されて行く、音々と健介夫婦の姿に、自分なら
どんな答えを出したか是非、ご覧になって下さい。