先週の金曜から私の実家~夫の実家へと介護遠征してました。
そんな中、時間を作ってシネコンに行って来ました。
久しぶりに2本鑑賞して来ました。
まず1本目は↓「ブルーボーイ事件」を観ました。

(C)2025「ブルーボーイ事件」製作委員会
高度経済成長期の日本で実際に起きた「ブルーボーイ事件」を題材に、性別
適合手術の違法性を問う裁判に、関わった人々の姿を描いた社会派ドラマ。
1965年、オリンピック景気に沸く東京。
警察は街の国際化に伴う売春の取り締まりを強化していたが、性別適合手術
を受けた「ブルーボーイ」と呼ばれる者たちの存在に頭を悩ませていた。
戸籍は男性のまま女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では
摘発対象にならないのだ。
そこで警察は、生殖を不能にする手術が「優生保護法」に違反するとして、
ブルーボーイたちに手術を施した医師・赤城を逮捕し裁判にかける。
一方、東京の喫茶店で働くサチは、恋人にプロポーズされ幸せの絶頂にいた。
ある日、赤城の弁護を担当する弁護士・狩野がサチのもとを訪れる。
実はサチには、赤城による性別適合手術を受けた過去があった。
サチは狩野から、赤城の裁判に証人として出廷してほしいと依頼される。
主人公・サチ役のキャスティングにあたっては、トランスジェンダー女性を
集めたオーディションを実施。
ドキュメンタリー映画「女になる」に出演経験はあるが、演技は初挑戦の
中川未悠を主演に抜てきした。
サチのかつての同僚たちをドラァグクイーンのイズミ・セクシーとシンガー
ソングライター・俳優の中村中、弁護士・狩野を錦戸亮が演じた。
監督は「フタリノセカイ」など、トランスジェンダー男性というアイデン
ティティを反映させた作風で、国内外から注目を集める飯塚花笑。
(映画.comHPより)
当時、性転換手術をして女性になった人を「ブルーボーイ」と呼んでいた。
1965年、今から60年前に起こった事件を題材にした映画。
一部の病院で性転換手術が行われ始めていた。
殆どが闇医者が行っていたけれど…。
逮捕された赤城医師は、闇医者ではなく真っ当な医者だった。
軽はずみに性転換手術を勧めることはせず、患者と丁寧に対話し、それでも
気持ちが変わらないという患者に手術していた。
だけど警察は「優生保護法」を盾にし、赤城医師を逮捕するのでした。
赤城医師を無罪にするべく狩野弁護士は、赤城医師が手術した患者に証言し
て貰うようお願いするのでした。
この裁判の判決が出た1969年から29年間、日本では性転換手術が行わ
れませんでした。
やっと1998年に性転換手術が公に行われました。
それまでは日本では性転換手術は行われなかったです。
もちろん、闇で行われていた可能性は有ります。
私が子供の頃、性転換手術をする為には「モロッコ」に渡航しないといけな
かったと聞いてます。
実際、カルーセル真紀さんはモロッコで、性転換手術を受けたと言ってまし
たし。
カルーセルさんは手術で死にかけたそうで、実際に亡くなった人も少なく無
かったそうです。
外見と内面が一致しないという人がいる。
性別を変えたいと願う人がいる。

(C)2025「ブルーボーイ事件」製作委員会
↑ サチと恋人の篤彦
私生活を晒されるのを覚悟で恋人と別れ、証言台に立ったサチ。
映画のラストでは、サチのその後が映される。
昭和40年代の電化製品や小道具、街並みの再限度が高く、映画を観てて、
こういう感じだったな…と懐かしく思いました。
男とか女とかでなく、人間の尊厳を考えさせられた映画でした。
色物扱いせずに観て欲しい映画です。