Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ブルーピリオド」

土曜日に「ブルーピリオド」を観て来ました。

ポスター画像

(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

マンガ大賞2020」を受賞した山口つばさによる人気漫画を実写映画化し、

空虚な毎日を送っていた男子高校生が、情熱だけを武器に美術の世界に本気

で挑む姿を描いた青春ドラマ。

高校生の矢口八虎は成績優秀で周囲からの人望も厚いが、空気を読んで生き

る毎日に物足りなさを感じていた。

苦手な美術の授業で「私の好きな風景」という課題を出された彼は、悩んだ

末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみる。

絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、美術に

興味を抱くようになり、またたく間にのめりこんでいく。

そして、国内最難関の美術大学東京藝術大学への受験を決意するが…。

眞栄田郷敦が矢口八虎役で主演を務め、同級生のユカちゃんこと鮎川龍二

高橋文哉、八虎のライバルとなる天才高校生・高橋世田介を板垣李光人、

術部の先輩・森まるを桜田ひよりが演じる。

「サヨナラまでの30分」「東京喰種 トーキョーグール」の萩原健太郎

監督を務め、脚本を2021年に放送されたテレビアニメ版「ブルーピリオド」

も手がけた吉田玲子が担当。(映画.comHPより)

 

清々しいほどの青春を描いた作品でした。

八虎(やとら)が、ひょんなことから美術に興味を持ち、のめりこんで行く

が、このまま突っ走るか、諦めるか、悩んでいるときに、薬師丸ひろ子演じ

る美術教師に相談する。

「好きなことをする努力家は最強なんです」と、八虎の背中を押すセリフに

痺れました。

どう考えても現役合格できる確率は限りなくゼロの生徒に、エールを送る。

素敵な教師だわ。

そして八虎は「自分は天才ではない。それならば天才と見分けがつかなくな

るまで努力するしかない。」と、フルスロットルで頑張るんですよ。

ひたすらに描いて、描いて、描き続けるんです。

まるで自分が描いているような錯覚を起こすぐらい、画面に見入りました。

自分にも何かできるかも知れない!…と、一歩踏み出す勇気を貰える作品で

した。

原作マンガは未読なのですが、高橋文哉、桜田ひより薬師丸ひろ子、配役

と俳優のイメージがかなり合っていたんじゃないかしら?

おまけに終盤に眞栄田郷敦のバックヌードが拝めます。

美しい筋肉でした。

眼福でした(^o^)丿

「青春」を思い出させてくれる映画でしたよ♪