Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「モリコーネ 映画が恋した音楽家」

昨日、ミニシアターで「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を観て来ました。

ポスター画像

(C)2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras

ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、師で

あり友でもある映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネに迫ったドキュメン

タリー。
1961年のデビュー以来、500作品以上もの映画やテレビの音楽を手がけ、

2020年7月に惜しまれながらこの世を去ったモリコーネ

ニュー・シネマ・パラダイス」「荒野の用心棒」「アンタッチャブル」な

ど45作品にも及ぶ傑作から選ばれた名場面や、最高の音響技術で再現された

ワールドコンサートツアーの演奏、クエンティン・タランティーノ、クリン

ト・イーストウッドウォン・カーウァイオリバー・ストーン錚々たる

顔ぶれの監督・プロデューサー・音楽家へのインタビューを通して、モリコ

ーネがいかにして偉業を成し遂げたのかを解き明かしていく。

さらに、モリコーネのプライベートライフやコメント、初公開のアーカイブ

映像などにより、モリコーネのチャーミングな人間性にも迫る。

(映画.comHPより)

 

モリコーネのインタビューが流れ、モリコーネが関わった監督や作曲家、プロ

デューサー達へのインタビュー、映画の名場面と音楽が流れます。

持って生まれた才能ですね。

タイトルの「映画が恋した音楽家」、エンニオ・モリコーネは映画に選ばれた

楽家でした。

「ニューシネマ・パラダイス」が流れた時には、涙しました。

ええ、パブロフの犬状態で、「ニューシネマ・パラダイス」のテーマ曲を耳に

するだけで泣きます。

監督が自分が制作している映画を自分よりも理解している…とモリコーネにつ

いて話してます。

モリコーネが音楽を担当した映画と制作秘話、興味深い話がたくさん聞けまし

た。

「目の前に真っ白な紙がある。私はそこに自由に音楽を書いた」…。

楽器を弾かずに白紙の五線譜にいきなり書くという技法は、古関裕而さんと同

じですね。

とにかく映画ファンは観るべし!

只、上映時間が157分と長いので、長時間が苦手な方にはお勧めしませんが。

映画のワンシーンを観ると、その映画を観た頃を思い出します。

名作には良き音楽が有りますね♪