先日、新幹線の中で読んだ本。
「ダブル・ファンタジー」(村山由佳著)の中の文章に、自分の性格を言い表さ
れててビックリ!
↓ その文章は…。
昔、親しかった女友だちに言われたことがある。
「あんたは男をダメにする」
好きな男に疎まれたくないと思うあまり、まるで母親のような寛容さですべてを
受け入れ、結果的に相手をスポイルしてしまう。
甘やかされることに慣れた男は、やがて自分で自分を甘やかすようになっていき、
そのうちに男の自堕落さに我慢しきれなくなった奈津の側が一気に醒めて終わる。
↑ 読んでてかなり共感しました。(奈津は主人公です)
私の場合は、相手が喜んでくれることが嬉しくて尽くしてて、そのうちに男の増
長した甘えに疲れて、「何で私だけがこんなに尽くしてるんだろう?」と或る日
突然バカらしくなって別れを告げる。
相手はいきなり別れを切り出されてビックリする…ということの繰り返し。
「私は思い残しが無いぐらい、あなたに尽くしました。これ以上尽くせません。
別れて下さい。」と過去に言ったことが有る。
世の中にはダメ男が好きな女がいるし、男をダメにする女も結構いると思う。
うちのトンチキ夫も、私に別れを切り出されないように自立して欲しいが…。
帰って来てから下巻を読んでいないので、続きを読まなくては。
主人公の奈津が、どのように変わっていくのか気になります。