ちょっとバタバタしてて記事を書くのが遅くなりました(-_-;)
月曜にミニシアターへ行って、ダイアナ元皇太子妃の映画を2本観ました。
まず1本目は「プリンセス・ダイアナ」を鑑賞しました。
(C)Kent Gavin
イギリスのダイアナ元皇太子妃の半生を描いた初の劇場用ドキュメンタリー。
1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から1996年の突然の死まで
の約16年間にスポットを当てる。
チャールズ皇太子とのなれそめ、歴史に残るロイヤルウェディング、息子た
ちの誕生、離婚にまつわる様々なスキャンダル、政治さえも動かした慈善活
動、そして衝撃的な事故死と世界中が悲しみに暮れた葬儀。
当時のニュース映像やホームビデオなど、あらゆるアーカイブから厳選した
映像をつなぎ合わせ、ダイアナの生きた軌跡をありのままに振り返っていく。
監督は「本当の僕を教えて」で、アカデミー短編ドキュメンタリー賞にノミ
ネートされたエド・パーキンズ。(映画.comHPより)
結婚前のダイアナはマスコミのカメラの前で恥ずかしそうに微笑んでました。
結婚後→長男誕生→次男誕生と段々と寂しそうな微笑みに変わっていきます。
離婚前の泥沼状態の時は、マスコミを嫌い、不機嫌な表情が増えました。
そして、パパラッチに追われているうちに交通事故に遭い、衝撃的な死を遂
げることに…。
どこに行くにもパパラッチが付いて来る。
公務でなく、家族で過ごしているプライベートな時間も関係なく盗撮される。
彼女を殺したのは誰?
妻子を顧みずに初恋の女性カミラを追い続けていたチャールズ?
王室の関係者?
マスコミ?
映画を観ながら、ふとマザーグースの童謡「誰がコマドリを殺したの」を思い
出しました。
「誰が殺したコマドリを、それは私とスズメが言った。
私の弓で私の矢羽で、私が殺したコマドリを。
誰が見つけた、死骸を見つけた。
それは私とハエが言った。
私の眼で、小さな眼で。
私が見つけた、死骸を見つけた」…と、葬式を挙げるまでにいろんな虫やら鳥
やら出て来ます。
この詩を思い出しました。
最終的には交通事故を引き起こす要因となったのは、パパラッチの追走だ。
しかし、それほどまでに注目を浴び続けなくてはいけなかったダイアナは只、
夫の愛情と家族が欲しかっただけなのにね。
そんなことを思いながら、在りし日のダイアナ元皇太子妃の姿を観ました。
…にしても、プライベートの電話の内容がマスコミに露出するとは…。
どう考えても、王室内でスタッフが盗聴していたのよね。
或いは電話相手が金目当てで盗聴していたか?