木曜の夜、何年も見逃している映画をスカパー!で観ることができました。
観たのは↓「ブラックブック」です。
「氷の微笑」の鬼才ポール・バーホーベン監督が、23年ぶりに故郷のオランダ
でメガホンを取ったサスペンス・ドラマ。
1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。
ユダヤ人の女性歌手ラヘルは、オランダ南部への逃亡中に、何者かの裏切りに
よって、家族をドイツ兵に殺されてしまう。
復讐を胸に誓った彼女は、名前をエリスと変えてレジスタンスに身を投じる。
彼女はスパイとしてドイツ将校ムンツェに近づき、彼の愛人になるが…。
(映画.comHPより)
逃亡の手引きをする男に、なるべく荷物を少なく身軽にして、金銭や金目の
物を持って逃亡するように言われる。
しかし、船が出航して間もなく、銃弾が撃ち込まれ、皆殺しにされる。
手引きをした男が、ドイツ人将校と癒着していたのだった。
ドイツ人将校は待ち伏せして、皆殺しにして財産を奪い、私腹を肥やすので
した。
エリスはすんでの所で川に飛び込み、逃げおおす。
家族の仇を討つため、エリスはレジスタンス活動に身を投じるのでした。
だけど、エリスがドイツ軍に潜入して情報を掴むが、いつも証拠隠滅されて
しまう。
せっかく突き止めた怪しい人物も殺されてしまいます。
裏切り者は誰なのか?物語は二転三転していきます。
さすが「氷の微笑」のポール・バーホーベン監督。
最後まで飽きさせずに観せてくれましたよ。
個人的には、捕らえられ銃殺刑を待つエリスを逃がしてくれた、ドイツ人将校
の愛人、ロニーが良い味を出してました。
エリスの正体を知っても、密告しないでくれたし。
ドイツ軍が制圧されたら、さっさとカナダ人兵士に乗り換えるロニーのしたたか
さは、アッパレでした。
それにしても、エリスが見せしめに頭から糞尿をかけられるシーンは、えげつな
かったです。
画面から臭いが立ち込める気がしました( ;∀;)
こういうのはバーホーベン監督の好み?
…にしても、サスペンス好きな人は、是非、観て下さい。
楽しめると思いますよ^^