Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「燃ゆる女の肖像」

二本目には「燃ゆる女の肖像」を観ました。

ポスター画像

(C)Lilies Films.

18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を

描く女性画家の鮮烈な恋を描き、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚

本賞とクィアパルム賞を受賞したラブストーリー。

画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘エロイーズの見合いの

ための肖像画を依頼され、孤島に建つ屋敷を訪れる。

エロイーズは結婚を嫌がっているため、マリアンヌは正体を隠して彼女に

近づき密かに肖像画を完成させるが、真実を知ったエロイーズから絵の出

来栄えを批判されてしまう。

描き直すと決めたマリアンヌに、エロイーズは意外にもモデルになると申

し出る。

キャンパスをはさんで見つめ合い、美しい島をともに散策し、音楽や文学

について語り合ううちに、激しい恋に落ちていく2人だったが…。

「水の中のつぼみ」のセリーヌ・シアマが監督・脚本を手がけ、エロイー

ズを「午後8時の訪問者」のアデル・エネル、マリアンヌを「不実な女と

官能詩人」のノエミ・メルランが演じた。(映画.comHPより)

風光明媚な島を舞台に、女性画家とモデル、二人を世話するメイド、映画

の殆どが三人の出演シーンです。

顔も知らない相手と結婚させられるのが当たり前の時代。

エロイーズは長女が亡くなった(自殺した)ために、修道院から呼び戻さ

れ、結婚させられることになった。

修道院にいて世間を知らないエロイーズは、画家のマリアンヌに魅かれて

いく。

この映画はマリアンヌがエロイーズを見つめる画家としての視線と、エロ

イーズがマリアンヌに愛情を感じている視線、その二人を客観的に見つめ

るメイドの視線…と、見ることがテーマとなっている映画です。

エロイーズがマリアンヌに愛情を感じ、マリアンヌもエロイーズを受け入

れるシーンは、ねちっこい視線が絡んで生々しいです。

私が想像していたストーリーとは違う内容でした。

映像が…色合いが美しかったな。

私はフランス映画とはどうも相性が悪いようで…。

今年最後の劇場鑑賞となった映画ですが、残念ながら好みではありません

でした(-_-;)