Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ばるぼら」

昨日は午後からミニシアターに行きました。

まず1本目は↓「ばるぼら」を観ました。

ポスター画像
(C)2019「ばるぼら」製作委員会
 

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画「ばるぼら」を、稲垣吾郎と

二階堂ふみのダブル主演で初映像化した実写作品。

手塚治虫の実子である手塚眞監督と、ウォン・カーウァイ作品で知られる

撮影監督クリストファー・ドイルがタッグを組み、愛と狂気の寓話を美し

い映像で描き出す。

異常性欲に悩まされている耽美派の人気小説家・美倉洋介は、新宿駅の片

隅で、酔っ払ったホームレスのような少女ばるぼらと出会い、自宅に連れ

て帰る。

大酒飲みで自堕落なばるぼらだが、美倉は彼女に奇妙な魅力を感じ追い出

すことができない。

彼女を近くに置いておくと、不思議と美倉の手は動き出し、新たな小説を

創造する意欲が沸き起こるのだ。

あたかも芸術家を守るミューズのような存在のばるぼらだったが…。

(映画.comHPより)

先週放送が終わったNHKの朝ドラ「エール」に出演していた二階堂ふみ。

この映画では、全くイメージが違う役を演じてました。

原作は手塚治虫の漫画です。

手塚治虫と言えば、「アトム」「ジャングル大帝レオ」など、子供を元気

にする作品が多いですが、たまにダークサイドに落ちたような作品を描き

ます。

私は「奇子」(あやこ)は読んだことが有りますが、「ばるぼら」は未読

です。

原作を未読の人は、ラストで「?」と思うでしょう。

私も「一周回って、こうなの?」…と思いました。

あんまり書くとネタバレしそうなので書けませんが、現実と妄想が入り乱

れた映画です。

映像は美しいし、BGMで流れるジャズもイカしてます。

だけど映画として観ると、ちょっと私の思考回路では、理解しがたい内容

でした。

ともあれ、惜しげもなくお脱ぎになった、二階堂ふみの美しい肢体を眺め

るだけでも、価値が有るのかも?

あと稲垣吾郎が演じる、ロクでもない作家ぶりも役にハマってました。

こういう演技が出来るって、吾郎ちゃんも演技が上手くなったのね^^