Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「引っ越し大名!」

今日はプチ遠征して、イオンシネマで「引っ越し大名!」を観ました。

ポスター画像

超高速!参勤交代」シリーズを手がけた、土橋章宏の時代小説「引っ越し大名

三千里」を、星野源主演、高橋一生高畑充希の共演、「のぼうの城」の犬童一

心監督のメガホンで映画化。

姫路藩書庫番の片桐春之介は、人と接するのが苦手で、いつも書庫にこもり書物

にあたっていた。

幕府から豊後(大分県)の日田への国替を言い渡された藩主の松平直矩は、度重

なる国替からの借金と、これまでにない遠方への引越し、さらに減棒と、国の存

亡が危うくなるほどのピンチに頭をかかえていた。

この国難を乗り切れるかは、国替えを仕切る引っ越し奉行の腕にかかっていたが、

前任者は激務が原因で既に亡くなり、国替えのノウハウも失われていた。

そんな中で、書物好きなら博識だろうという理由から、春之介が引っ越し奉行に

任命されてしまう。

星野が春之介役を演じ、春之介の幼なじみで武芸の達人である鷹村源右衛門役を

高橋、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭役を高畑が演じる。

(映画.comHPより)

 

「引っ越し」と言っても、個人の引っ越しと違い、殿様を筆頭に藩士や家臣一家

が一斉に引っ越すのだから、人数も荷物も膨大になります。

あの時代に「国替え」(くにがえ)と言う制度が有ったのは知りませんでした。

参勤交代だって莫大な費用が掛かるのに、国替えになるとどれぐらい費用が掛か

ったんだろう?

予想もつきません(@_@;)

いきなり引っ越し奉行に任命された片桐春之助、前任者を訪ねると既に亡くなっ

ており、娘の於蘭(おらん)の力を借りることになる。

この於蘭がサムライ達に「女抜きで引っ越しが出来るとお思いですか!」と啖呵

を切ります

「あぁ~!まさにその通りだわ。」…と、心の中で拍手しました(^o^)

春之助は於蘭が持参した「引っ越し指南書」を参考にして、引っ越し費用を安く

する為、荷物を半分に減らし、家臣も減らします。

まさに「断捨離」に「リストラ」ですよ(>_<)

前回の国替えでは、人足代金が4割を占めていたからと、サムライ達で荷物を

運ぶことにします。

つまりは、業者を頼まず、自力で引っ越す作戦に出たのです。

まずは皆の結束を強めるために、♪日の出と共に起き上がり~♪と「引っ越しの

歌」を歌いながら、荷物を運ぶための体力を付けるために身体を鍛えます。

 

これは現代にもつながりますが、引っ越しは金と体力が無いと出来ませんから。

あれこれハプニングが起きながらも、無事に国替えした数年後、またまた国替え

を命じられたのでした。

 兵庫県から大分県大分県から山形県に国替えし、ついに青森県に国替えする

ことになりました。

映画のラストで、春之助はリストラした藩士たちをねぎらいます。

春之助の或る行動に、殿様も藩士たちもが感動するのでした。

どんな行動に出たか?…そこは映画を観てのお楽しみです♪

この映画、笑わせて、ホロっとさせる良作です。

引っ越し経験が有る人には、特にお勧めできます(^o^)丿